佐賀市の新たな取り組み、バルーン係留体験
佐賀市が新市20周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として小学生を対象としたバルーンの係留体験搭乗イベントが行われました。このイベントは、佐賀市立久保泉小学校で実施され、全校児童が参加するという全国でも類を見ない取り組みです。
イベントの概要
この特別なイベントは、2021年5月2日(金)の午前8時45分から10時まで、佐賀市立久保泉小学校のグラウンドで開催されました。佐賀市長である坂井英隆氏が挨拶をし、参加する子どもたちへ花を手渡した後、彼らのバルーン搭乗が始まりました。バルーンは子どもたちの心をとらえ、空の旅という夢のような瞬間を提供しました。
バルーン体験の目的
このイベントの狙いは、佐賀市の素晴らしさを再発見し、子どもたちに地元の文化や名物を知ってもらうことです。県内約1万2000人の小学生全員にバルーンの搭乗体験を通じて、バルーンのまちに住んでいるという意識を育てることが目的です。市が誇るバルーンに触れることで、子どもたちは自らの故郷に愛着を持ち、今後の成長にプラスの影響を与えることでしょう。
様子と楽しみ方
当日は晴天に恵まれ、子どもたちの興奮が伝わる中、バルーンに乗るための行列ができました。実際の搭乗は体育館ではなく、学校のグラウンドで行われ、2機のバルーンが空を舞い上がります。小学生たちは安全ベルトをしっかりと締め、スタッフによる指導を受けながら、空中に舞い上がる瞬間をドキドキしながら楽しみました。この体験に参加した子どもたちの目は、期待と驚きで輝いていたのが印象的です。
雨天時の対応
バルーンの搭乗は天候に左右されるため、もし雨や強風に見舞われた場合は体育館での球皮体験に切り替えられます。この柔軟な対応により、すべての子どもたちが何らかの形でイベントを体験できるよう配慮されています。
まとめ
このようなバルーン係留体験は、単なる遊びではなく、地域文化や地元への愛着を深める大切な機会になっています。佐賀市は今後もこうしたユニークなイベントを通じて、次世代への地域への愛を大切に育んでいくことでしょう。子どもたちの笑顔と感動が、佐賀市の未来をより輝かしいものにしていくことを願っています。