小児がんと向き合う家族の夢を叶える「スマイルスマイルプロジェクト」
新日本製薬とジャパンハートが共催する「スマイルスマイルプロジェクト」は、特に小児がんと向き合う子どもとその家族に特別な旅行体験を提供することで、彼らの心に希望の光をまずもたらしています。
旅行の目的
小児がんは、日本国内でも年間約2,500人の子どもたちに影響を及ぼしており、副作用の厳しい治療や長期入院によって、家族と過ごす貴重な時間が制限されています。多くの家族が不安を抱えながら過ごしている中で、このプロジェクトはまさに彼らにとってかけがえのない経験となるのです。
9年目を迎えたイベント
2025年6月に行われるこのイベントでは、九州地域に住む18歳以下の小児がん治療中または治療後1年以内の子どもとその家族を対象に、ハウステンボスでの特別な旅行が計画されています。計5組の家族が一緒に楽しい時間を過ごし、医療従事者や新日本製薬の社員が付き添い、心強いサポートを提供します。
旅行の内容と体験
「夢叶える旅行」をテーマに、ハウステンボスを自由に探索したり、同じ境遇を持つ他の家族との交流会を行います。参加した子どもたちは、この旅行を通じて思い出を形にするグッズ制作などにも挑戦し、それぞれの夢が叶う瞬間に立ち会います。
サポートの内容
今回のプロジェクトには、新卒社員や社内公募で集まったボランティアたちも参加します。彼らは、子どもたちやご家族がハウステンボスでの素晴らしい体験を楽しむために、医療従事者と一緒にサポートを行います。どの瞬間であっても、子どもたちの笑顔は自然と溢れ出し、その目には希望の光が宿ります。
参加した家族からは、旅行を通して「笑い合う時間や安心できたことが何より嬉しかった」と嬉しい声も寄せられました。日常の忙しさから一歩離れ、一緒に過ごす時間の大切さを実感するひとときとなっているのです。
温かいメッセージ
また、参加できなかった新日本製薬の社員からも、子どもたちとご家族への温かいメッセージが多く寄せられました。そのメッセージは一枚のボードにまとめられ、旅行の日に子どもたちに手渡されます。このような心のつながりが、さらなる支援の輪を広げていくのです。
ジャパンハートとは
ジャパンハートは、2004年に設立された日本発の国際医療NGOで、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に掲げています。途上国での子どもへの無償診療や、国内での小児がんの子どもたちとその家族の支援を行っており、幅広い活動を展開しています。
今後の展望
新日本製薬は、今後もこのような活動を継続し、より多くの子どもたちや家族が笑顔あふれる毎日を過ごせるように取り組んでいきます。生活の中の小さな幸せを大切にしながら、彼らの未来を明るく照らす活動は、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。