障がい児のクリエイティブな可能性を広げる絵画展が全国で開催

障がいのある子どもたちの表現を楽しむ「第24回キラキラっとアートコンクール」

三菱地所株式会社が主催する「第24回キラキラっとアートコンクール」の優秀賞作品展が、今年も全国の7つの会場で開催されることが発表されました。このコンクールは、障がいのある子どもたちの創造性を育むことを目的に2002年にスタートし、今回で24回目となります。

開催概要と作品展示

開催日程と場所

この作品展は、2025年12月4日から来年5月6日まで、全国の主要な7会場で開かれ、900点を超える応募作品の中から選ばれた優秀賞の作品50点が展示されます。各会場の開催期間や時間は以下の通りです：

- 高松空港：12月4日〜12月10日 10:00〜18:00
- 広島美術館：12月18日〜12月24日 9:00〜17:00
- 名古屋大名古屋ビルヂング：2026年1月9日〜1月15日 11:00〜21:00
- 札幌マルヤマクラス：1月23日〜1月29日 10:00〜20:00
- 仙台泉パークタウンタピオ：2月6日〜2月12日 10:00〜20:00
- 福岡MARK IS：2月20日〜2月26日 10:00〜21:00
- 東京三菱一号館美術館：3月19日〜5月6日 10:00〜18:00

入場料は無料

どの会場でも入場は無料で、子どもたちの素晴らしい作品が楽しめます。展示会初日には、優秀賞受賞者の「つどい」もオンラインで行われ、受賞の歓びを分かち合う機会が設けられています。

アートビリティとの協力

このコンクールは、障がい者アートライブラリー「アートビリティ」との協力によって実施されています。アートビリティは、1986年に創設され、現在も多くの障がい者作家による作品を収蔵、普及させている重要な機関です。歴代の応募者の中で、27名の作家がアートビリティの登録作家として活動しており、障がいのある子どもたちが将来のアーティストとして活躍できる環境を提供しています。

作品の魅力

参加作品は、自由なテーマであり、異なる技法やスタイルで表現されています。様々な素材や技法が使われ、子どもたちそれぞれの視点や感情が込められた作品たちは、観る人々に新たな発見をもたらします。また、来場者からのメッセージを受け付け、受賞者に届けることで、動機付けや励みとなることを目指しています。

多くの可能性と感動を提供

このコンクールは、単に競う場でなく、障がいのある子どもたちが自らの表現を楽しむ場としても機能しています。三菱地所は、このような活動を通じて、子どもたちの創造性を育み、芸術活動への興味を広げることを目指しています。

最後に、優秀賞作品や全応募作品は、コンクールの公式ウェブサイト上でも公開されており、開催に向けて多くの方々の参加が待たれています。興味のある方は、ぜひこの機会に訪れてみてください。おもいあふれる作品たちを通じて、子どもたちの未来を一緒に応援しましょう。