思い出のランドセルギフト事業
日本の国際協力NGO、ジョイセフが展開する「思い出のランドセルギフト」事業は、アフガニスタンの子どもたちに日本を代表するランドセルを届ける感動的な取り組みです。2025年6月7日(土)には、全国から寄せられた5000個のランドセルを検品するイベントを開催し、ボランティアを募集しています。このプロジェクトは、アフガニスタンの厳しい現状に直面する子どもたち、特に教育を受ける機会が限られている女の子たちの未来を切り拓く一助となることを目指しています。
アフガニスタンの教育事情
2021年8月から今日まで、アフガニスタンはタリバンの政権下にあります。これまで女性は高等教育を受けることが許されてきましたが、2022年以降、それが実質的に禁止されました。特に医療専門教育機関への通学も禁止される見通しとなり、この状況は国際社会に大きな懸念を引き起こしています。ジョイセフは、このような環境下でも、小学校教育を通じて子どもたちに学ぶ機会を提供し続けています。
ボランティアイベントの魅力
検品イベントでは、ボランティア参加者が集まり、ランドセルを丁寧に確認することで、ひとつひとつのランドセルに込められた想いを共有する時間です。また、アフガニスタンから避難した高校生Laili Hashimiさんと大学生が登壇するトークショーも企画されています。彼らは、自らの体験を通じて、社会を変えるためにできることを熱く語ります。さらに、著名な写真家の内堀タケシ氏がアフガニスタンのリアルな状況を解説し、教育支援の重要性について深く考える機会を提供してくれます。
開催概要
この特別イベントは、2025年6月7日(土)の12:45から16:30の間、東京都大田区にて開催されます。ボランティアとして参加するには、ランドセルの寄贈を行った中学生以上の方や、支援する法人の方々が対象です。無料で参加できますが、交通費は各自負担になります。
「思い出のランドセルギフト」とは
この事業は、役目を終えた日本のランドセルをアフガニスタンの小学校に送り、特に女の子たちが教育を受ける助けとなることを目的としています。2004年の開始以来、約30万個のランドセルを届けてきました。支援は国際的な評価を受け、SDGsの多くの目標にも貢献しています。例えば、貧困の削減、教育の質の向上、ジェンダー平等の推進などです。
ジョイセフの役割
ジョイセフは女性の健康と権利を守るために半世紀以上にわたり活動してきた国際協力NGOであり、アフリカやアジアなど低中所得国での支援活動を行っています。SDGs達成のための取り組みや教育の重要性を訴え、より良い未来の実現を目指しています。もっと詳しく知りたい方は、公式ウェブサイトをご覧ください。アフガニスタンの環境改善に向けた活動に、どうかご協力をお願いします!