こどもたちに大切な心の力『レジリエンス』を育てる
2025年4月15日に株式会社ナツメ社から発売される新刊『立ち直る力を育てる本困難をしなやかに乗り越える「レジリエンス」がわかる』は、今の時代には必要不可欠な心の力、レジリエンスを育むための実用書です。
レジリエンスとは?
レジリエンス(精神的回復力)は、困難に直面したときにしなやかに立ち直る力を指します。このスキルは、特にコロナ禍を経た現在の社会において、ますます重要視されています。不安定な社会状況や教育環境の中で、どのように子どもたちがレジリエンスを身につけられるのかが、本書のテーマとなっています。
読者対象とコンテンツ
本書は、小学校中学年以上のお子さまに特におすすめの内容です。各ページに登場するかわいいキャラクター「レジりん」と共に学びながら、レジリエンスについて深く理解していくことができます。物語の中に出てくる主人公たちと一緒に、具体的な取り組み方や考え方を身につけていく構成になっています。
身近な悩みから大きな出来事まで
本書では、身近な困難や悩みから始まり、時にはより大きな出来事まで、様々なケーススタディが紹介されています。これにより、子どもたちが自分の経験と照らし合わせながら、具体的な行動をイメージしやすくなります。
著者の実績と信頼性
著者の小林朋子先生は、教育学の専門家であり、学校心理士としても活躍中です。彼女は、東海地方を中心にレジリエンスをテーマにした講座を開催し、ジャパンレジリエンスアワードを4度連続受賞しています。この本は、確かなエビデンスに基づいており、親子で学びやすい形にまとめられています。
目次の紹介
本書は以下の4つのパートに分かれており、各パートで異なる角度からレジリエンスを学べます。
- - Part 1: レジリエンスって何?「レジりん」登場!
- - Part 2: レジりんを待ち受ける「わな」
- - Part 3: レジりんをきたえて強くなる
- - Part 4: レジりん物語レジりんが活躍するとき
子どもたちがしなやかな心を育て、困難に立ち向かえる力を身につけるための一冊です。親御さん向けの解説も豊富で、家庭での学びにも役立つ内容となっています。
著者紹介
小林朋子(こばやしともこ)
静岡大学教育学部教授であり、静岡大学子どもレジリエンス研究所所長でもある小林先生は、学校心理学やスクールカウンセリングの分野で多彩な活動を行っています。彼女の著書には、子どもたちのレジリエンスを育むために実践された数々のプログラムが含まれています。
まとめ
心の力を育むために必読の一冊『立ち直る力を育てる本』。レジリエンスを身につけた子どもたちは、どんな困難にも柔軟に対処できる力を持ち、より豊かな人生を送ることができるでしょう。ぜひ、この本を手にとって子どもたちと一緒に学び、その成長を見守っていきましょう。