お金について学ぶ新しい試み「マネトレキッズ」
最近、東京で注目の金融教育プログラム「マネトレキッズ」が開催され、多くの親子が参加しました。このプログラムは、GA Partners株式会社が運営するマネトレ大学によるもので、子どもたちが楽しくお金の仕組みを学ぶことを目的としています。
プログラムの概要
「マネトレキッズ」は全4回の授業構成で、最終回には東京・品川にて実際にお金の実務をシミュレーションするゲーム「マネトレマーケット」が行われました。第1回から第3回までは、ZOOMを使ったオンライン授業が実施され、幅広い年齢層の親子が参加。
授業では、「お金とは何か」といった基礎知識だけではなく、実際の経済活動に必要な「トレードシミュレーション」や「物の価格の仕組み」なども学びました。これにより、延べ100名以上の親子が、金融教育を越えた本格的な経営体験を楽しむことができました。
リアルな経営体験
最終回の「マネトレマーケット」では、参加した子どもたちが3つのチームに分かれ、お店の経営に挑みました。中高生が店長役を務め、小学生たちが従業員として役割を分担し、実際に商品を仕入れたり、販売したりといった業務を行いました。
このイベントでは、大人たちが購入客として参加し、子どもたちは「なるべく高く売る」ためのテクニックを駆使。子どもたちの熱心な働きかけに対し、大人たちも仕入れ価格の交渉をしながら、まさに商戦が繰り広げられました。こうした経験から、親子で売上や原価、利益といった経済の基礎を実践的に学ぶことができたのです。
経済のリアルさを体感
「マネトレマーケット」では、インフレやトレンド変動などの市場の変化もシミュレーションされたため、子どもたちはただの経営体験ではなく、実際の経済状況を直視することができました。さらに、イベント専用の「マネトレ銀行券」を使用することで、より臨場感が高まり、学習効果も格段に上がりました。
参加者の感想
参加した子どもたちは、このプログラムを通じて「ものすごく楽しかった!」や「トレンドの発生でおどおどする大人を見て面白かった」といった声を寄せています。また、保護者たちも「子どもが売上を上げる姿に驚いた」「自分も夢中になった」と感心の声が多く聞かれました。
今後の展開
参加者からの「自分の学校でも実施してほしい」との要望を受け、マネトレ大学は今後も「マネトレキッズ」を全国に展開する計画を立てています。このプログラムは単なる金融知識の習得にとどまらず、将来の「生きた経済力」を育成することを目指しています。
また、マネトレキッズの最新情報を得られるFacebookページも設立され、今後もオンラインで様々な教育を展開する予定です。
結論
子どもたちにとってお金や経済の理解はとても重要です。「マネトレキッズ」を通じて、子どもたちが楽しくかつ実践的に学ぶことができ、彼らの未来に役立つスキルを身につけることができるのです。興味がある親子はぜひ次回のプログラムに参加してみてはいかがでしょうか?