絵本の読み聞かせがもたらす親子の絆
絵本を通じて感じる親子のつながりの深さ。最近、多くの親たちにとって、絵本の読み聞かせが果たす役割が見直されています。声のぬくもりを感じることで、子どもたちは愛されている実感を得ることができ、親子の絆もより強固なものになります。
読み聞かせの必要性
現代の育児において、スマートフォンや動画が普及したため、子どもたちは目の前の刺激に夢中になることが多くなりました。子どもが静かにしている間、スマホを渡して快適さを求める親も少なくありません。しかし、保育士や子育ての専門家たちは「その小さな手に絵本を持たせたい」と口を揃えています。特に、声のぬくもりを感じられる読み聞かせは、短い時間でも親子の心を深く結ぶ助けとなるのです。
赤ちゃんが教えてくれたこと
ある日、生後5か月の赤ちゃんが読み聞かせの途中で泣いてしまうという事例がありました。この赤ちゃんは、生後2ヶ月から楽しんでいた読み聞かせをしていたのですが、声のぬくもりが感じられなかったことで不安になり泣き出してしまったのです。この経験を通じ、お母さんは感情を込めた声がどれほど子どもに安心感を与えるかを痛感しました。
そして、抑揚を持った読み方が親子の絆を深めることは事実。実際、感情豊かに読み聞かせをすることで、子どもが「もう一回読んで!」とリクエストしてくれたという報告も多くありません。これは、絵本とのふれあいが自らの愛情や信頼を深める要素であることを示しています。
読み聞かせ講座とイベント
私たち一般社団法人絵本プロフェッショナル協会は、愛着形成期である生後12ヶ月までに絵本の読み聞かせを始めるきっかけを作りたいと考え、国内最大級のファミリーイベント「リトル・ママフェスタ沼津」で「親子愛が深まる読み聞かせ講座」を開講しました。そこにはたくさんの赤ちゃんたちが参加し、絵本の世界を楽しんでいました。
また、「えほんのよみきかせ会」を本の王国豊川店様と協力しながら定期的に開催し、絵本の魅力を広めています。参加者は赤ちゃんから大人まで多岐にわたり、本屋さんを訪れることで自然に絵本に興味を持つようになるのです。
絵本が育む未来
協会が設立されてから、保育士、幼稚園教諭、図書館司書、ボランティアなど、多様なバックグラウンドを持つ認定講師たちと共に、親子の絆を深める絵本とのふれあいを国内外へ広めていく方向で活動しています。私たちは、声のぬくもりが子どもたちの生きる力を育むと信じ、さらなる普及に力を注いでいます。
結論
絵本の読み聞かせは、単なる育児の一環ではなく、親子の絆をより深めるための重要な手段であると確信しています。ぜひ、この温かい文化を家庭に取り入れ、人と人とのつながりの大切さを実感していきましょう。