子どものためのデザイン
子どもにとっての「デザイン」を考えたとき、それは単なる製品や空間の形だけではありません。生活を豊かにするアイデアや、子どもたちの感性を伸ばす環境を整えること、さらには未来を見据えた工夫も含まれます。こうした多面的なアプローチを持つ書籍、『子どものためのデザイン』が2025年2月に発売される予定です。
この本は、保育や教育に従事する方々、子ども向けのプロダクトを開発する人、さらには子どものための空間デザインを手掛けたり、サービスを提供する方々にとって、非常に参考になる内容が詰まっています。そして、子どもにどのようなものを提供すれば良いのか、こだわりを持ちたい保護者にとっても、ぜひ手に取りたい一冊となるでしょう。
書籍の特徴
本書には、プロダクトデザインから空間デザイン、行政や無形サービス、さらにはスマホアプリに至るまで、多岐にわたるデザイン事例が紹介されます。それぞれのデザインに込められた思いや開発の背景についても詳述されており、読者はそのプロセスを知ることができます。これによって、デザインを通じてどのように子どもたちの未来が形作られているのか、一層深く理解できることでしょう。
目次
1. 冒頭解説インタビュー
2. あそぶ
3. まなぶ・しる
4. かよう・でかける
5. のこす
6. まもる
7. せいかつする
8. スペシャルインタビュー(リゾナーレ大阪、MIXI、アトリエヤマダ、プレーパークせたがや)
この書籍は、特に「遊び」や「学び」といった観点から子どもたちを育むためのデザインを重視しています。楽しい要素だけでなく、教育的効果を重視したデザインについても触れており、保育士や教育者が自分の現場に取り入れやすい内容となっています。
著者について
本書の解説を担当するのは、東京学芸大学教授であり建築士の鉃矢悦朗さんです。彼は、デザインを通じてより良い社会と教育環境を目指した取り組みを行っています。地域や団体との連携による研究や、多様な教育プロジェクトにも携わっています。
書籍情報
- - 書名:子どものためのデザイン
- - 編集:グラフィック社編集部
- - 解説:鉃矢悦朗
- - 発売日:2025年2月
- - 仕様:B5並製、総208頁
- - 定価:4,400円(10%税込)
- - ISBN:978-4-7661-4021-7
この本は、親子ともに楽しめる読書体験を提供し、未来をデザインする力を育む手助けをしてくれることでしょう。子どもたちと一緒に、デザインの素晴らしさに触れるための第一歩を踏み出してみませんか。