岐阜で海洋ごみ学習
2025-10-27 10:48:27

海のない岐阜で海洋ごみの学びを深める体験イベントの報告

岐阜県で海ごみ博士を目指す!



海のない岐阜県が、どうやって海洋ごみについて理解を深めるのか。そんな挑戦が2025年10月18日、藤前干潟で行われました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜主催で、岐阜の小学生が海洋ごみを学ぶ貴重な機会となりました。

イベントの概要


この学習イベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として企画されました。参加したのは岐阜県内の小学生15人と大学生サポーターたちで、名古屋港周辺で清掃活動やアップサイクルアートに挑戦しました。

スケジュールと活動内容


  • - 開催日: 2025年10月18日(土)
  • - 場所: 愛知県名古屋市港区(藤前干潟クリーン大作戦会場)
  • - 活動内容: ごみ拾い、海中観察(水中ドローン使用)、アップサイクルアート制作

環境を守る第一歩—清掃活動


清掃活動のスタート地点、藤前干潟は多くの生き物が住む環境でありながら、多くの海洋ごみが漂着する場所でもあります。参加者たちは、事前に学んだ知識を生かして、実際にごみ拾いに挑戦しました。

藤前干潟の現状を目の当たりにした子どもたちは、ペットボトルを中心に、多くのごみを分別しました。ごみの発生源について考えることで、自分たちの行動がどのように影響するのかを感じていました。「ポイ捨てが影響している」といった意見が出る中、一人ひとりが環境保護の重要性を理解していったのです。

新たな発見—水中ドローン体験


次に、名古屋港で行われたのは水中ドローンを使った海中の観察。プールでの操縦練習を経て、実際に海の中に潜りました。不思議な生き物や、海に沈んでいるごみを観察することができ、特別な体験ができたと子どもたちは大喜びでした。

「思っていたよりも操縦が難しかったけれど、たくさんの生物を見ることができて刺激的だった」と語る子も多く、海への興味が一層深まったようです。

アートを通してメッセージを伝えよう


最後に取り組んだのは、アップサイクルアート制作。廃材を使って、新たなアート作品を創作しました。ごみとして捨てられる運命にあったアイテムたちが、子どもの手で新しい価値を持つ作品へと生まれ変わりました。

作品には、山・川・海のつながりや、海を守るためにできることについてのメッセージが込められています。参加者たちは、自分の作品を発表し、最後にその想いをみんなで共有しました。子どもたちの作品は、近々海と日本プロジェクト岐阜のホームページで紹介される予定です。

参加者の心に残ったこと


参加した小学生から寄せられた感想には、真剣に環境問題を考える姿が見受けられました。「自分の生活が海に影響を与えている」と感じた子どもたちは、これからの行動を意識していくことを誓いました。

おわりに


一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜は、海のない岐阜県において海洋ごみ問題を知り、次の世代に引き継ぐための活動を続けています。これからも多くの子どもたちが、海への関心を持ち、環境を守るための行動に繋がるようなイベントが開催されることを期待しています。公式サイトでは、さらなる情報や活動の様子が紹介されているので、ぜひご覧ください。 海と日本プロジェクト岐阜のサイトを訪れて、新しい発見をしてみてください。


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