神戸親和大学で新たな学びの一歩を
2025年4月1日、神戸親和大学は神戸ポートピアホテルにて入学式を盛大に行いました。今年入学する学生たちは、男女共学制度が導入されて3年目を迎え、482名の新たな仲間を迎えることができました。この数字は、定員を大きく上回るもので、昨年度の467名や2024年度の469名に続く結果です。これもひとえに、教育環境の改革を支えてくださった高等学校や卒業生、保護者の皆様のおかげです。
新任の松田恵示学長は、新入生に向けての祝辞の中で、教育制度の変化と地域連携の重要性について語りました。特に、今年の10月から始まる「地域共創科目」では、学生が地域の課題に取り組むことで、実践的なスキルを身に付けていくことを目指しています。この教育プログラムは、現代社会を逞しく生き抜く力を養うためのものです。
さらに、入学式の雰囲気を一層盛り上げるために、在学生たちが司会を担当し、大学全体の団結を祝いました。今回の入学式では、阪神淡路大震災から30年を迎えるにあたり、本学教育学科の臼井真教授の指揮によるミニコンサートも催されました。「しあわせ運べるように」という楽曲を通じて、新入生に向けた温かいメッセージが届けられました。
神戸親和大学の教育学部教育学科では、教育者の育成に特に力を入れています。小学校教諭一種免許状に加え、中学校・高等学校の教諭一種免許状も取得可能であり、教員不足が社会的な課題となる中で、質の高い教員を育てる取り組みを続けています。これにより、未来の教育界に貢献できる人材を輩出することを目指しています。
私たち神戸親和大学は、これからも学生たちの成長を支え、地域とのつながりを大切にしながら、大学の発展に努めてまいります。今後ともご理解やご支援を賜りますようお願い申し上げます。新たな門出を迎えた仲間たちが、ここで素晴らしい経験ができることを期待しています。新入生の皆さん、共に学び、成長していきましょう!