子どもたちの飼育員体験
2026-08-21 11:14:14

神戸・劇場型アクアリウムで子どもたちが飼育員体験に挑戦!

神戸・劇場型アクアリウム「átoa」での飼育員体験



2026年7月31日、神戸市に佇む劇場型アクアリウム「átoa」で、地域の子どもたちが水族館飼育員のお仕事を体験する特別なプログラムが行われました。このイベントは、一般社団法人地域みらい創造センターが主催し、日本財団の助成を受けた「こどもわーく in 神戸2026」の一環です。小学6年生から中学3年生までの子どもたちが参加し、普段は立ち入れないバックヤードや展示ゾーンで、本物の飼育員さながらの体験をしました。

1. 飼育員の制服に着替えてスタート


当日は、参加者たちがオリエンテーションを終えると、アトアの飼育員が着用する制服に着替えます。初めは緊張した面持ちでしたが、子どもたちは「一日飼育員体験」に対する期待感で胸を膨らませました。制服を着た瞬間、彼らは本格的な飼育員の一員となったのです。

2. 水槽掃除とエサ作り


体験の最初の活動は、普段は見学者が入ることができないバックヤードでの水槽掃除でした。自分たちの手で、金魚が泳ぐ水槽を掃除することは、思いのほか大変な作業です。魚たちにぶつからないよう、慎重に作業を進めました。水槽を清掃した後は、生きものたちの健康を支える『調餌』の時間。子どもたちは、アルダブラゾウガメや魚たちに与えるエサを計量して、それぞれの生きものに合ったエサを準備しました。この体験は、ただのエサやりとは違い、飼育員としての責任感も育む時間となったのです。

3. 飼育員による本格的な解説


体験の後半では、アトアの飼育員が海水について深い知識を共有しました。多くの人が自然の海水をそのまま使用していると考えがちですが、アトアでは人工海水を使用して環境を維持しています。その理由の一つに、安定した水質を保つための工夫があります。子どもたちは、フンボルトペンギンの生態や個体の見分け方などの解説を通じて、より深く海の生き物たちについて学ぶことができました。

4. 参加者の声


体験を終えた子どもたちからは、「普段はできないことを体験できたので楽しかった」「飼育員になりたいという思いが一層強くなった」との声が寄せられ、その充実感が伺えました。また、保護者の方々も「内容が非常に充実していて、魚や他の動物とも関わることができ、とても勉強になった」と満足されていました。

5. まとめ


「こどもわーく in 神戸2026」は、地域の子どもたちに仕事体験を通して、海や港に対する興味を深め、将来の職業選択の幅を広げることを目的としています。アトアの公認飼育員経験を通じて、子どもたちが海洋生物やその環境についてしっかりと学び、将来的には水族館で働く夢を持つきっかけになれば、主催者側も非常に嬉しいとのコメントがありました。これからもこうした体験が多くの子どもたちに届くことを期待しています。


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