防犯グッズの実態
2026-08-17 14:46:31

子どもの防犯グッズ選びの重要性と使われない実態調査

子どもを守るための防犯グッズ選びにおける課題



子どもの見守りに欠かせない防犯グッズ。しかし、必要性がある一方で、その多くが実際には使われていないという驚きの実態が明らかになりました。今年の夏休みが終わり、新学期が始まる時期は、多くの親が防犯対策を見直すタイミングでもあります。今回は、株式会社マイベストが行った調査結果を元に、親が選んだ防犯グッズがいかにして使われないのか、その理由と対策に迫ります。

調査概要


今回の調査は、現在防犯グッズを使用している小学生とその保護者700組を対象にし、インターネットを通じて実施されました。調査結果では、親が選んだ防犯グッズの約7割が日常的に使用されていないことがわかりました。

子どもが選ぶことの重要性


調査によると、「すごくほしかった」と子どもが答えた防犯グッズは、81.2%が「毎日つけている」と回答。一方、親が決めたものについては23.8%にとどまりました。つまり、子ども自身が欲しいと思った商品は、実際に使用される可能性が高いことがわかります。さらに、「入れっぱなし・未使用」と回答した子どもは、親が選んだものの場合、66.2%にも上りました。

この結果は、単に防犯機能だけでなく、子どもの気持ちや意見を反映させることが、使用頻度を高めるために非常に重要であることを示しています。子どもが納得して選ぶことによって、防犯グッズが身近なものとなり、使われるようになるのです。

親主導での選択がもたらす問題


調査では、防犯グッズを「親だけで選んだ」という回答が48.0%あり、「子どもの意見も聞いた」という親はわずか18.6%に過ぎません。親の多くは、安全機能を重視するあまり、子どもの意見をないがしろにしているのが現状です。「気に入るか」という観点はわずか2.4%の親しか考慮していません。このような選び方が、子どもにとっては自分のものと思えない要因になっていると考えられます。

隠れ未使用の現実


全体の41.4%の子どもが防犯グッズを「ランドセルに入れっぱなし/家に置いて使っていない」と答えています。しかし、親がその実態を把握しているのはわずか26.6%。多くの家庭で防犯グッズが「隠れ未使用」となっていることがわかりました。いざというときに必要なものが身近にない可能性は、親にとっても大きなリスクとなります。

どうすれば子どもが使いたくなるか


防犯グッズを効果的に活用するためには、ただ持たせるのではなく、子どもが選びたいと思えるものを理解し、共に話し合って決める必要があります。親子での協議によって、子どもは自らの意見を持つことで納得感を得られ、「安全を守るために感じる」という意識が高まります。

さらに、企業側もこの重要性を認識しており、株式会社マイベストは「子ども検証会」という新しい試みを行っています。このイベントでは、子ども自身がスマートウォッチを試し、自ら選ぶ機会を提供しています。子どもにとっての「自分ごと」としての意識が醸成され、結果的に選ぶ力が育まれるわけです。このような取り組みは、家庭における防犯の意識を高め、より安全な環境を作るために役立つでしょう。

まとめ


今回の調査から見えてきた課題は、親と子どもの意識のギャップです。防犯グッズは子ども自身が欲しいと思うものであることが、実際に使用される鍵となります。選ぶ段階から子どもの意見を尊重することで安心につながることを意識したいものです。今後も親子で話し合いながら、共に選ぶ楽しさを感じていくことで、子どもたちの安全を守るための環境づくりを進めていきましょう。


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