曽於郡に誕生した「みんなのおうち あすなろ」
2023年9月1日、鹿児島県曽於郡に「みんなのおうち あすなろ」がオープンしました。この施設は、家庭や学校だけではない新たな「子ども第三の居場所」として、特に社会的な課題に直面している子どもやその保護者を支援することを目的としています。
新しい居場所の背景
近年、社会では子どもやその家庭の支援が求められる場面が増えています。しかし、曽於郡にはそのような支援の拠点が不足していました。そこで、社会福祉法人どんぐり福祉会が中心となり、日本財団の「子ども第三の居場所」事業と連携し、この新しい施設を開設する運びとなりました。このプロジェクトは、自立に向けた生き抜く力を育むための居場所を提供することを目指しています。
オープニングのご様子
開所式では、大崎町の町長である中野伸一氏が「家庭や学校を超えて、安心して居られる居場所があることは、非常に重要です」と述べ、地域全体で子どもたちを見守る重要性が強調されました。式典には教育や福祉、行政に携わる多くの関係者が参加し、地域全体でこの取り組みを支持する気持ちが一つにまとまりました。
さらに、子どもたちが手話を交えた歌を披露するなど、笑顔にあふれるイベントとなり、今後の活躍を期待する高まりが感じられました。
施設の詳細
「みんなのおうち あすなろ」は、以下のような特徴があります:
- - 所在地: 鹿児島県曽於郡大崎町菱田 1293-3
- - 定員: 20名(小学校1年生〜18歳まで)
- - 開所日時: 火曜日から土曜日(9時〜19時)。月曜日は個別対応
- - スタッフ: 常勤3名、非常勤2名、ボランティア5名
- - ホームページ: どんぐり福祉会公式サイト
どんぐり福祉会の思い
運営する社会福祉法人どんぐり福祉会は、昭和60年に設立以来、「平和を愛し、生命を大切にできる子ども像」の実現を目指し、様々な保育事業に取り組んできました。「みんなのおうち あすなろ」はその集大成とも言える場所であり、スタッフ一同が成長過程にある子どもたちを全力で支えていく所存です。
「子ども第三の居場所」とは?
「子ども第三の居場所」とは、家庭や学校の次の「居場所」として、発達や生活上の困難を抱える子どもたちを支えるための場所です。日本財団が主導して2016年から全国的に展開しているこの事業では、282カ所で運営されており、特にひとり親世帯や経済的困難を抱える家庭などに焦点を当てています。子どもたちに食事を提供し、学習や生活習慣をサポートすることで、彼らの成長を助ける役割を果たしています。
今後も「みんなのおうち あすなろ」が、この地域の子どもたちにとっての大切な居場所となり、彼らの未来を形作る手助けとなることを願っています。