AiCANの新たな挑戦
2025-08-28 15:26:26

児童福祉の未来を切り拓くAiCAN、StartXと連携し新たな挑戦

児童福祉の未来を切り拓くAiCANの挑戦



株式会社AiCANが、児童相談所をはじめとする児童福祉分野に特化したサポートを強化するため、StartXと日本貿易振興機構(JETRO)のアクセラプログラム「Global Startup Acceleration Program(GSAP)」に選出されました。

このプログラムは、特にAIを活用したスタートアップに向けたリソースを提供し、日本の企業が国際的な展開を進める支援を目的としています。StartXは、シリコンバレーを中心としたスタートアップコミュニティで、2,500社以上のスタートアップが所属していることで知られています。このプログラムに参加することにより、AiCANは世界とのつながりを強化し、児童福祉における新しい可能性を模索していくことが期待されています。

AiCANのビジョンと取り組み



AiCANは、「すべての子どもたちが安全な世界に変える」というビジョンのもとに設立されました。近年、児童虐待の相談件数は増加の一途を辿っており、2020年には20万件を超えるという現状があります。しかし、児童相談所では人手不足や対応の難しさから、十分な対応が行えていないのが実情です。

このような課題に対して、AiCANは最新のテクノロジーと現場の経験を融合させることで、自治体の児童相談所や子育て支援課、母子保健課などをサポートしています。主力サービスとなるのは、業務をデジタル化するSaaSアプリと、データをもとにした提案や研修を行う支援サービスです。この二つを組み合わせることで、職員の負担を軽減し、人材育成にも寄与することを目指しています。

GSAPを通じた新たな展開



GSAPに参加することで、AiCANは国際的なネットワークを活用し、多様な知見を得ることができます。12週間にわたるプログラムでは、他の選抜されたスタートアップと共に学びながら、未来のグローバル展開に向けた基盤を強化していく計画です。しかも、プログラムによるサポートは一過性のものではなく、恩恵を最大限に活かせるよう、実行可能な施策を次々に生み出す機会を提供されます。

児童福祉に対する社会的意義



児童虐待は日本のみならず、世界各国が抱える深刻な問題です。「持続可能な開発目標(SDGs)」でも、特に目標16.2において「子どもに対する虐待、搾取、人身売買、あらゆる形の暴力や拷問をなくす」ことが掲げられています。AiCANのような取り組みが進むことで、少しずつでもこの大きな課題に光が見えるのではないでしょうか。

児童福祉の現場における革新をもたらすAI技術の活用は、子どもたちの未来を守るための重要な鍵となります。AiCANは今後も、全ての子どもたちが安心して暮らせる社会を実現するために、その取り組みを強化していくことでしょう。

会社概要



  • - 会社名: 株式会社AiCAN
  • - 代表者: 髙岡 昂太
  • - 所在地: 神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 かながわサイエンスパーク西棟713A号室
  • - 設立: 2020年3月
  • - 事業内容: 児童相談業務支援、調査研究
  • - ホームページ: AiCAN

お問い合わせと採用情報



AiCANでは、ビジョンに共感してくださるメンバーを募集しています。「すべての子どもたちが安全な世界に変える」という目標に向かって、一緒に進んでいく仲間を求めています。興味がある方は、ぜひ当社のWebサイトをご覧ください。


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