新学年のスタートにふさわしい、楽しみながら考える力を育む教科書アンソロジー
新たに登場した学年別アンソロジー「教科書のお話1~6年生」は、子どもたちが楽しんで読める素晴らしい作品が収録されています。この本は新しい学年が始まるタイミングにぴったりで、国語の教科書に掲載された物語を通じて、自然に思考力を育む内容になっています。
教科書のお話から学ぶ魅力
本シリーズでは、最新の令和6年度版国語教科書から、選りすぐりの10話を各巻に収めています。古典的な童話や昔話、さらには現代の魅力的な物語まで、内容は多種多様。読み手の年齢にも配慮し、それぞれの学年にあったお話が用意されています。
それぞれのお話には、授業で扱う「問い」を作るための工夫が盛り込まれており、子どもたちは物語を楽しみながら考えを巡らせることができます。この仕掛けが「考える力」を育むのです。
ステップアップの読書ライフ
このアンソロジーは「読書の入り口」としても最適です。1年生から5年生には、次の学年で学ぶ教科書に取り上げられるお話が追加されており、自然に読書力の階段を上ることができます。親としても愛する子どもに最適な本を選ぶのが楽になるので、一石二鳥ですね。
親子で楽しむコミュニケーションツール
名作として名高い「おおきなかぶ」や「モチモチの木」、「ごんぎつね」など、親子で一緒に楽しむための名作も多く収録されています。お話を読み終えた後には、感想を話し合うことで、親子の絆を深めることができます。これはやはり、読書の醍醐味の一つです。
視覚にも訴える魅力
教科書という堅い印象を持つ方もいるかもしれませんが、このシリーズはその印象を覆す工夫が施されています。手に取りやすい装丁に、美しい挿絵が豊富に収められており、特に1・2年生向けの本はオールカラーで彩られています。これにより、子どもたちの興味を引きつけ、楽しく読書が続けられる工夫がされています。
このアンソロジーは、筑波大学附属小学校の国語科教諭、白坂洋一先生が監修しています。現役教諭としての視点から、子どもたちが国語力を育むために親が気をつけるべきポイントや、気になる物語の選び方についても知識が詰まっています。
書誌情報について
この本シリーズは、1年生から6年生までそれぞれに特化した内容が展開されており、定価は1~3年生が各1,100円(税10%込)、4~6年生が各1,320円(税10%込)です。2025年2月19日(水)に発売予定です。この機会に、子どもたちと一緒に楽しく考え、読書の世界に飛び込みませんか?