トリドールHD、海洋プラスチック削減に向けた活動
株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)は、その社会的責任を果たすべく、海洋プラスチックごみの削減に挑んでいます。2022年から始まった「KANDOクリーン大作戦」では、毎年海清掃活動を行い、海洋環境を守るための具体的な取り組みを展開しています。
第3回KANDOクリーン大作戦
2025年11月13日、兵庫県神戸市の須磨海岸で実施された第3回目の活動には、トリドールグループの31名のスタッフが集まりました。須磨海岸は、美しい松と白い砂浜が織りなす「白砂青松」として知られる自然海岸で、多くの人々に愛されています。しかし、環境の悪化により、海から漂着するプラスチック片が増加しています。その対策として、今回の清掃活動が行われました。
参加者の思いと役割
参加したスタッフは、店舗で働く丸亀製麺、コナズ珈琲、天ぷらまきのの従業員やパートスタッフ、さらにはトリドールホールディングスの店舗支援部門のメンバーです。皆一丸となり、約2時間かけて海岸を清掃し、計6袋分のプラスチック片を回収することに成功しました。参加者は、一つ一つの小さなプラスチック片に向き合い、自らの手で海をキレイにする意義を感じながら作業を行いました。
地域と未来のための取り組み
特定非営利活動法人神戸海さくらの代表、森口智聡氏は、神戸須磨海岸が地域住民や観光客にとっての「神戸の顔」であり、大切な資源であると語っています。10年以上にわたる清掃活動を通じて、地域の環境保全に貢献するだけでなく、参加者自身が環境問題に対する意識を高める重要な体験を提供していると述べました。このような企業の取り組みが地域社会への貢献を示し、他の企業にも影響を与えることを期待しています。
これからの展望
トリドールグループは、今後も環境負荷低減に向けた活動を続けていく方針です。清掃活動は、単にゴミを拾うだけではなく、地域の魅力を高める活動でもあります。また、ゴミが出ないように意識を高め、市民一人ひとりに環境問題への関心を持ってもらいたいと考えています。スタッフや地域の人々が一緒に手を取り合うことで、今後も美しい海を次世代へと引き継ぐことができるでしょう。
トリドールHDの活動は、小さな行動が集まることで大きな変化を生み出すことを目指し続けます。海を守るための取り組みは、地域全体に良い波を起こし、未来の世代に美しい自然を引き継ぐことにつながると信じています。
今後とも、トリドールHDの海洋清掃活動に注目し、多くの方々に参加していただけることを願っています。