地方の若者をサポート!卒業生へのエールプロジェクト
2023年初春、岩手県盛岡市を拠点に活動する
株式会社ヘラルボニーが、
岩手銀行とタッグを組み、「
岩手異彩化プロジェクト」の一環として、大学卒業生約3,000名へ向けた応援企画を実施します。このプロジェクトは、故郷を離れる若者を祝福し、離れた後も地域とのつながりを大切にする試みです。
地方の若者の県外流出問題
毎年多くの学生が大学卒業を機に地域を離れ、新しい環境での生活をスタートさせます。そんな中、「岩手に愛着はあるが、学業を終えることで関係が薄れてしまう」という現実があります。この状況を打破すべく、ヘラルボニーと岩手銀行が連携し、卒業生が「岩手から応援されている」と感じられるような取り組みを進めています。
アートを通じたメッセージ
プロジェクトの一環として、ヘラルボニーに契約する作家、
鳥山シュウ氏が描くアート作品が大きな役割を担います。鳥山氏の作品では、岩手の文化や地元の風景が色鮮やかに表現され、卒業生に対して印象深いメッセージを届けます。作品を通じて、若者が新たなスタートを切る際に故郷を思い出すきっかけを提供するのです。
プロジェクトの実施内容
このプロジェクトは、二つの主要な施策から成り立っています。
1.
メディア・交通広告によるメッセージ伝達
盛岡市内の交通機関や公共スペースに卒業生への共通ビジュアルとメッセージが掲載され、街全体が一体となって彼らを祝福します。具体的には、JRの車内広告や地域の広告などで展開予定です。
2.
記念品の制作・配布
卒業生には、鳥山シュウ氏が描いたデザインを使用したオリジナルサブバッグやポストカードが配布されます。配布は各大学の卒業式や関連行事に合わせて行われる予定です。
地域企業とのコラボレーション
このプロジェクトには、多くの地域企業や大学が参画しています。岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、盛岡大学、岩手保健医療大学といった地元の教育機関が協力し、参加卒業生の数は約3,059名が見込まれています。地元企業もこのプロジェクトに積極的に取り組み、地域全体で若者を応援する姿勢を示しています。
さあ、旅立ちの瞬間へ
「別れは減るものじゃない、進む力に変わるだけ」とのメッセージが込められたこのプロジェクト。若者たちが新たなステージで羽ばたく準備を整えると同時に、ふるさとの暖かさを忘れずにいてほしいという思いが詰まっています。故郷を離れることは一つの終わりではなく、新たなスタートであることを、地域全体で理解し支援する意義がここにあります。
未来へ向けたビジョン
この取り組みは、卒業生一人一人の記憶に岩手を刻むことを目指しています。それが将来的なUターンや地域との関係人口の創出にも寄与することを期待しています。地域社会全体が若者をバックアップし、彼らが次世代を担う存在となるよう、引き続き支援の手を差し伸べていくことが重要です。
本プロジェクトは、故郷を思い出させるだけでなく、地域とのつながりを強化する美しい試みです。これからの若者たちがどのように成長していくのか、期待で胸が膨らみます。