不登校の経験を言葉にして社会へ届ける
2026年、株式会社NIJINが運営する通信制高校サポート校「NIJIN高等学院」が、新たに文集制作プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、在校生のHARUKAさんとさとさんが発起人となり、全国の10代の声を集めることを目的としています。文集のタイトルは『個性を、言葉にして。』で、2026年9月10日から全国で応募が始まります。
不登校の実態と背景
文部科学省の調査によると、2023年度の日本全国での不登校児童生徒の数は過去最多の約35万4千人に達し、高等学校の不登校生徒数も約6万8千人に及びます。学校へ行けない子供たちが増えている一方、彼らの経験や思いを社会に伝える機会はまだまだ限られています。このプロジェクトは、そうした声を集め、数字では見えない一人一人のストーリーを、彼ら自身の言葉で届けることを目指します。
HARUKAさんとさとさんの挑戦
HARUKAさんとさとさんはそれぞれ不登校や学校に合わない経験を抱えながら過ごしています。彼女たちは、そのような経験を「なかったこと」にするのではなく、自らの言葉で表現し、他の同年代の子供たちにもその思いが届くことを願っています。彼女たちの中で、同じように感じている人たちに向けてメッセージを発信したいという思いが強くなり、今回の文集制作に至りました。
この文集は、NIJIN高等学院で行われる「マイプロジェクト」の一環として進められています。企画や寄稿者の募集、作品の選考から編集、発信まで、全て10代の生徒たちが中心となって行います。
個性を形にする場
文集完成の発表は「NIJIN教育万博2026」にて行われ、このイベントのテーマは「脱学歴・脱偏差値、個性が社会の力になる」です。学校という枠組みを越えて、一人一人が持つ才能や学びの形を大切にしたいという願いが込められています。文集では、不登校になった経験や、その中で気づいた自分のこと、周囲の人に伝えたい思い、これから挑戦したいことなどが表現されます。
募集内容と応募方法
今回の文集では、以下のようなテーマで体験や思いを募集します :
- - 学校が合わないと感じたエピソード
- - 不登校を経験した際に気づいたことや学んだこと
- - 学校の外で出会った人たちや体験
- - 偏差値では測れなかった自分らしさ
- - 同じように悩んでいる人へのメッセージ
応募資格は「学校が合わない」と感じたことがある10代で、実名・ペンネームどちらでも可能です。応募は、作文やエッセイ形式で400〜1,600字程度です。
応募は2026年9月10日から10月12日まで専用フォームから受け付けており、選考を通過した作品は文集に掲載される予定です。また、選考結果は個別に通知され、文章を整える作業は発起人や編集担当者と共に行います。
まとめ
不登校という言葉や数字だけでは見えない個々の経験が、今回の文集を通じて一つの形で社会に届けられることを期待しています。参加することで、同じ悩みを抱える他の10代の声を集め、共感や理解を得られることが、このプロジェクトの大きな意義です。皆さんもぜひ、この機会に自分の思いを言葉にしてみてはいかがでしょうか。応募詳細は公式サイトを参照してください。今後の活躍にも期待が高まります!