地域と若者の未来を語る「まちと人と」活動報告会が石巻で開催

地域と若者の未来を語る「まちと人と」活動報告会

2025年12月7日、宮城県石巻市では「一般財団法人まちと人と」が、設立1周年を迎えた活動成果を報告する「活動報告会＆交流会」を開催します。このイベントでは、地域の学生や企業との連携を通じて、象徴的な事業成果が共有される予定です。また、「石巻地域のすべての若者が自己実現できるまち」を目指すビジョンの下、具体的にどう若者が成長し、学び合い、地域と関わっているのかを探ります。

イベントは午後1時30分に開始され、定期的に活動内容の報告が行われた後、参加者同士の交流が深まるセッションが設けられます。この報告会では、実際に活動に参加した高校生たちとの座談会が予定されており、彼らのリアルな体験や心境を通じて、地域と若者の関係性について考える貴重な機会となります。

例えば、昨年度の「まきボラ」と呼ばれるボランティア活動や、職業体験型の「DIVE！」など、参加者が自らの興味を追求し実行するサポートが行われ、その成果がどう地域の活性化に寄与しているのかを掘り下げていきます。新たな学びや活躍の場が提供されることで、参加者は自分の“やりたい”に挑戦することができます。

会場はみやぎ生協文化会館アイトピアホールで、受付は13時から始まり、オンライン参加も可能です。参加費は、報告会のみのオンライン参加は無料、対面参加は社会人2000円、大学生500円、高校生以下は無料という形で、多様な世代の参加を促しています。

この機会に、地域への関心を新たにしたり、同じ志を持つ仲間と出会うことで、若者と地域が共生する新たな機会を見つけてほしいと、代表理事の斉藤誠太郎氏も呼びかけています。

また、参加者を募る中で、寄付者や支援者、企業の方々だけでなく、地域の教育に携わりたい若者や社会人も大歓迎です。935人もの参加者を見込む中、地域活性化の重要性がますます高まる中で、共に未来を描くために必要な一歩を踏み出す貴重な機会となります。

報告会の詳細や参加申し込みは、11月14日までの間、各種ウェブサイトで行われており、事前の申し込みが必須となっています。興味のある方はぜひ、この機会をお見逃しなく！新たな出会いがあれば、それが地域の未来に繋がるかもしれません。

この活動報告会を通じて、「人を育てることでまちを豊かにする」というテーマが、参加者と共に深められ、新たなネットワークが広がることを期待しています。参加者同士の交流を通じて、石巻の未来がどのように形成されるのか、一人一人の参加がその一端を担うことでしょう。さらに、大学生のインターン五十嵐龍翔氏も、この報告会を通じて新たな「人」の面白さと熱気に触れて、自分自身の成長に繋がることを願っています。