金融教育の輪
2025-12-15 13:52:25

世代を超える金融教育の輪「第3回FESコンテスト」の盛況な表彰式

世代を超える金融教育の輪が広がる「第3回FESコンテスト」



2025年11月29日、東京のお台場にある日本科学未来館で「第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行」の表彰式が行われました。このコンテストは、中高生や小学生が中心となって金融教育を広めることを目的にしています。今年は、877作品が応募され、その中から受賞作品が選ばれました。

様々な世代が集結した盛況なイベント



「第3回FESコンテスト」は、第1回の156作品から大きく成長を遂げました。全国から選ばれたファイナリスト10組が集まり、教育関係者や来賓、保護者など多様な世代の方々が会場を訪れ、オンラインでの視聴も合わさって盛り上がりを見せました。

出席者には、金融経済教育推進機構(J-FLEC)の理事長・安藤聡氏や、評価者として参加した理事たちが名を連ね、彼らの期待と関心が伝わる場となりました。

優れた作品の数々



受賞作品の中には、文部科学大臣賞を受賞した阪府立長野高等学校の竹田陽響さんの「いろいろな支払い方」や、J-FLEC理事長賞の中下心結さんの「たかが買い物 されど買い物」など、高校生から中学生まで幅広い層が作品を発表しました。特に注目されたのは、今回新設された「小学生審査員賞」で、小学生自身が作品を評価する新たな試みがありました。これにより、小学生たちの金融教育への興味が高まり、「お金についてもっと学びたい」との声が上がりました。

交流を通じた世代間の対話



表彰式の後、受賞者や教育関係者、保護者などが集まった交流会も開催されました。ここでは、作品制作を通じて得た気づきや学びがシェアされ、「全国の同年代のレベルの高さに刺激を受けた」という意見や、「自分の考えをしっかり伝えることの重要性を学んだ」との感想が寄せられました。こうして、多くの方々の意見交換が行われる中で、次世代の教育への理解と意識が深まる機会となりました。

大学生による運営と実践的な学び



このコンテストは、全国から集まった大学生の運営委員によって支えられています。司会進行や受付、ライブ配信、クラウドファンディングの運営などを通じて、金融教育を支えるプロジェクトに取り組み、企画力や発信力、チームワークの向上にも寄与しました。彼らの挑戦が、今後の金融教育のスタンダードを築く一助となることでしょう。

今後への展望



一般社団法人日本金融教育支援機構は、今後も金融教育の普及と次世代育成に向けて、学校や地域、企業、行政と連携し、さらなる教育モデルを推進します。来年度のコンテスト開催情報は、公式サイトやSNSで随時更新される予定です。これからの世代が金融を楽しく学び、より良い社会を築いていくことを期待したいですね。

未来を担う子どもたちに、金融教育が一層広がっていくことを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

関連リンク

サードペディア百科事典: ゆうちょ銀行 金融教育 FESコンテスト

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。