住み込み型インターンで感じる釜ヶ崎の魅力と学び

今年の8月から始まった『「釜ヶ崎」まちなかインターン』は、住み込みでボランティアをする新しい形のインターンシッププログラムです。参加者は大阪市の西成区に広がる釜ヶ崎で、地域に根付いた福祉活動を通じて多くのことを学びながら生活します。

住み込み型の利点

このインターンシップの一番の特徴は、住み込みであること。参加者は地域に密着した環境で、他の団体と連携しながら活動することができます。実際の福祉現場では、職員や利用者のリアルなやりとりを直に体験しながら、学びを深めることができます。また、地域に溶け込むことで、様々な人々との交流が生まれ、居心地の良いホームとしての釜ヶ崎に出会える機会が得られます。

釜ヶ崎の魅力

釜ヶ崎には、多くの社会資源が集まっています。福祉から医療、住居、労働支援、さらには子ども向け支援など、さまざまな機能を持つ団体が連携し合い、個々のニーズに応じた柔軟な支援を行っています。例えば、認定NPO法人釜ヶ崎支援機構や釜ヶ崎キリスト教協友会、山王訪問看護ステーションなど、それぞれの分野で活動している団体が互いに学び合い、助け合うことで、地域の資源が最大限に活かされます。

実際の体験者の声

インターンに参加している方々に「釜ヶ崎」まちなかインターンについてお聞きしました。

Q1: 参加してみての感想は？

「普段見ることのできない福祉現場に関わっています。職員と利用者の様子を直接観察し、テレビや文献では知りえない生の現場を体験できています。また、地域での人々とのつながりが増え、初めは“外から来た者”という感覚があったのが、今は西成を心地よい居場所に感じるようになっています。」

Q2: どんな意気込みですか？

「インターンはまだ始まったばかりですが、地域に『住み込む』ことで得られる学びや成長を実感しています。文献やアルバイトだけでは学びきれない情報が、住まいを共にすることで日々得られています。夏休みの期间に体調を崩さず、最後までやり遂げたいと思っています。」

Q3: どんな人にお勧めですか？

「福祉に興味がある大学生にぜひ参加してほしいです。最先端の福祉課題が多く存在する西成の現場を知ることで、福祉の仕事においての豊富な経験が得られると思います。特に学生時代の今、ぜひこの機会を活かしてみてほしいです。」

終わりに

釜ヶ崎での住み込み型インターンシップは、単なる体験ではなく、参加者にとって貴重な学びの場です。多くの社会資源と人々との関わりを通じて、新たな発見や成長が待っています。興味のある方は、一歩踏み出してみることをお勧めします。より豊かな人生経験を築くために、ぜひこのインターンでの学びを体感してください。

プログラムの詳細や応募については、認定NPO法人釜ヶ崎支援機構までご連絡ください。