妊娠中の顔つきと赤ちゃんの性別の関係を探る
妊娠中のママたちの間で語られるジンクスの一つに、顔つきによって赤ちゃんの性別がわかるというものがあります。「顔がきつくなると男の子」「優しい顔になると女の子」との内容が多く、これを信じるママも少なくありません。実際に、297人のママにアンケート調査を行い、このジンクスの真相を探ってみました。
アンケート結果の概要
今回の調査では、妊娠中に顔つきが変わったと感じるママたちに以下のような結果が出ました:
1.
顔つきがきつくなったママの60%が男の子を出産
2.
顔つきがやさしくなったママの58%が女の子を出産
1.顔つきがきつくなったママから見た結果
まず、顔つきがきつくなったと答えた83人のママの中で、ちょうど60%にあたる50人が男の子を出産したと回答。ジンクスの結果としては、ある程度一致しているものの、決して圧倒的なものではありませんでした。
2.顔つきがやさしくなったママの場合
次に、顔つきがやさしくなったと答えた214人のママの中では、125人が女の子を出産し、こちらもおおよそ58%にあたります。結果はジンクスと一致していますが、統計的には偶然の範疇に収まるといえるでしょう。
ママたちの体験談
調査には多くのママたちが自身の体験を寄せてくれました。「確かにあたっていた!」という声がある一方、「まったく異なる結果だ」との意見も多かったです。
あたっていた派の声
- - ちーさん:夫が「女の子だね」と言うほど顔つきがやさしくなった。
- - みーさん:妊娠中、目がとろんとした印象になり、顔が柔らかくなったと実感。
- - まめさん:妊娠初期に顔つきが確かにきつくなったが、その後通常に戻った。
あたらなかった派の声
- - ぺーさん:顔は変わらなかったが、性格がシャープになり違和感があった。
- - さきさん:赤ちゃんは男の子だったが、やさしい印象を持たれた。
- - ゆずゆずさん:友人に顔が変わったと言われたが、赤ちゃんは女の子だった。
医師の見解
これらのジンクスについて、三鷹レディースクリニックの天神尚子医師に意見を聞きました。妊娠中はホルモンの変化によって肌や血流が変わるため、顔つきに変化を感じやすくなりますが、赤ちゃんの性別との関連はないとされています。
このジンクスはママやパパが赤ちゃんの誕生を楽しみたいという気持ちから生まれたものであり、心の支えにもなるでしょう。妊娠中は体調や気持ちが揺らぐことも多いですが、これをきっかけにパートナーや家族で楽しむのも大切です。
最後に
「ベビーカレンダー」では引き続き、こうした噂やジンクスを通じて、妊娠・出産・育児に関する理解を深められるような情報を発信していきます。リアルな声と専門家の見解を元に、皆さんの子育てライフが豊かになることを願っています。