途上国の子どもたちを救う新しい支援のかたち
あなたの家庭に眠っている不要な物が、まさに今、助けを必要としている途上国の子どもたちを救う手段になるかもしれません。この取り組みは、「ブックオフ」と「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」が連携して行う「不要品でワクチン支援!!回収協力キャンペーン」です。このキャンペーンでは、不要な物品を通じて、ポリオワクチンを集める支援活動が展開されています。
不要品でワクチン支援の実績
2025年4月から5月にかけて、ブックオフの宅配買取サービス「キモチと。」を活用したキャンペーンが行われ、多くの不要品が集まりました。その結果、なんと16,750人分のポリオワクチンに相当する334,993円の寄付が集まりました。対象となる物品には、本やCD、DVD、ブランド品、さらにはジュエリーや貴金属、PC、スマートフォン、楽器、アウトドア用品など様々なものが含まれます。
このキャンペーンは、ただの物品の回収ではなく、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献にもつながっています。寄付された物品はブックオフが買い取り、再販されることで、ゴミの削減にも役立ちます。多くの人が気軽に社会貢献を実現できる「キモチと。」が、2019年からスタートし、これまでに約4億9,000万円規模の支援を行ってきました。
途上国でのインパクト
特に注目すべきは、ポリオや結核、百日咳などの感染症が途上国では深刻な問題となっていることです。JCVの活動により、感染症から子どもたちの命を守ることが期待されています。毎日、約4,000人の子どもがワクチン接種で防げる病気によって命を落としています。私たちは、UNICEFや各国の保健省と協力しながら、1994年の設立以来、1億3,377万3,465人の子どもたちにワクチンを提供してきました。
計画されている次のキャンペーン
また、今年の8月から9月にかけて、ミャンマーとバヌアツでの震災支援キャンペーンが計画されています。昨年12月と今年3月にそれぞれ大地震が発生し、多くの子どもたちが影響を受けています。感染症のリスクが高まる中、皆さんからの不要品の寄付が、迅速なワクチン供給に役立ちます。不要になった本、DVD、ゲームソフト、ホビー用品、ジュエリーを段ボールに詰めて送るだけで、あなたの支援が誰かの命を救います。
参加するための手順
キャンペーンに参加したい方は、以下のリンクから詳細を確認してください。
キャンペーン詳細・申し込みはこちら 自宅に眠るものが、新しい命を救う手段になるかもしれません。多くの方のご参加をお待ちしています。
この取り組みを通じて、あなたの気持ちがどれほどの力を持つのか、一緒に感じてみませんか?