新しい学びの形、キッズデータラボ
和から株式会社が設立した「キッズデータラボ」は、小学生を対象にした算数思考力を育むためのオンライン学習塾です。 送迎不要の完全オンライン形式で、算数を単なる計算の枠に留めず、日常に活かせるスキルを楽しく学べる仕組みが整っています。
設立の背景と目的
この塾が生まれた背景には、社会人向けに数学・統計の教育サービスを提供してきた経験から見えてきた問題があります。それは、高度な数式を学ぶ前に、文章題や割合、確率などの基本的な「数字を扱う感覚」に不安を抱える人が多いということです。この課題を解決するために、子供たちが算数思考力を自然に育む環境が必要だと感じたのです。
また、教育環境の変化とともに、受験を前提とした学習が一般化し、子どもたちに過度の負担をかける傾向があります。このような状況の中でも、算数を楽しむ学びとして提供し、子どもたちの好奇心を育てることを目指しています。
算数思考力の重要性
キッズデータラボが重視する「算数思考力」は、計算技術にとどまらず、日常生活での比較、推測、見積もりといった思考の基盤として機能します。算数を教科の枠を越え、一生使える思考力を身につけるプログラムとして設計されています。
コースの特徴
1.
現実に使える力:算数を日常生活や社会と結びつけ、「理解できる道具」としての側面を強調。これにより、子供たちは算数への興味を深めます。
2.
理由を重視:単なる正解を求めるのではなく、「なぜそうなるか」に焦点を当て、試行錯誤を促す課題が提供されます。これにより論理的思考力やデータ分析力も養われます。
3.
直接指導:和から株式会社の代表取締役で、教育のエキスパートでもある堀口智之氏が中心となり、講師として直接指導にあたります。彼の経験と実績が、プログラムの質を確かなものにしています。
楽しみながら学べるカリキュラム
「キッズデータラボ」では、「大きい数探究コース」や「ナゾトキ暗号探偵コース」といったさまざまなテーマから選べるコースが設けられています。具体的には、子どもたちが自ら暗号を作成し、友人や家族に挑戦することで、規則性の発見や条件整理を自然に学びます。
また、全国どこからでも参加できるオンライン授業や、授業後の復習動画の配信、Discordを活用したコミュニケーションなど、柔軟な学びの環境が整っています。
今後の展開
キッズデータラボは、将来的には思考の型を養うテーマ型コースや年間プログラムを追加し、探究力を育む過程をさらに強化することを目指しています。また、保護者向けのセミナーも開催し、家庭内での学びをサポートする体制を整えます。
「考える子に育つ魔法の声掛け100選」などの講座を通じて、保護者が子どもの主体性を引き出す支援の型を提供し、学習ストレスを軽減する仕組みを整備していく方針です。
お問い合わせ
興味のある方は、キッズデータラボの公式ウェブサイト(
https://wakara.co.jp/kidsdatalab)をぜひ訪れてみてください。子どもたちが自分の言葉で説明し、自発的に学ぶ力を育てる、新しい算数学習の舞台がここにあります。