「FESコンテスト」で広がる金融教育の輪
一般社団法人日本金融教育支援機構が主催し、株式会社ゆうちょ銀行が冠パートナーとなった「第4回FESコンテスト」が、2026年6月15日よりエントリー受付を開始しました。このコンテストは、大学生が運営に関与し、中高生が小学生向けの金融教育動画を制作する、まさに世代を越えた学びの循環を生み出すプロジェクトです。
コンテストの目的
昨今の日本において、若者が金銭管理や資産形成に関する情報を学ぶ必要性が増しています。「FESコンテスト」では、中高生が「伝える側」としての役割を果たすことで、お金について自身の問題として捉え、社会や未来に対する主体的な考え方を育むことを目的としています。この取り組みを通じて、若者たちがより良い金銭感覚を持つようになり、地域社会全体が活性化されることを期待しています。
昨年の成果と今年の展望
昨年開催された第3回では、全国10地域で地区大会が行われ、897作品が集まり、1,349名の中高生が参加しました。この活動は学校や大学、地域、企業との連携を推進する金融教育モデルとしても評価されています。今年度は、応募作品数を2,000件、参加生徒数を2,500名にまで拡大し、さらに多くの地域に金融教育の輪を広げることを目指しています。
特に新たに東京都と京都府を地区大会の開催地に加えるなど、全国11地区での開催を計画しています。加えて、7月から9月にかけて実施される「FESコンテストへの道」ワークショップは、全33自治体に拡大し、昨年度を上回る規模で展開されます。
地域との連携
特筆すべきは、金融教育へのアクセス機会拡充を目指して、地域社会との連携も強化される点です。山梨県では「Miraiプロジェクト」に参加し、学生協働による地域人材育成が実現します。また、東京都八王子市では市との共創により「金融の学び」の拡充を図り、人材育成に貢献します。
オンラインワークショップの実施
今年度の新たな試みとして、海外大学の学生を対象にした英語でのプログラムも予定されています。これにより、グローバルな視点から金融教育の重要性を考える機会が提供され、他国の学生との交流も促進されるでしょう。
大学生との連携
また、筑波大学、香川大学、専修大学などと連携し、大学生運営委員が中高生との学びの場作りに参加します。地域と大学の協力関係を築くことで、世代を超えた知識の共有が実現します。
作品の応募方法と評価
コンテストへの作品応募は、全国の中学生と高校生が対象で、グループでの応募も可能です。応募条件として、45秒から60秒の縦型動画作品が求められ、他者の著作権を侵害しないオリジナル作品を制作することが求められます。選ばれた作品は、2026年11月28日(土)に東京都で開催される全国大会に進出し、受賞者が表彰されます。
まとめ
「FESコンテスト」は、金融教育を新しい視点で考え、主体的な学びを増やすきっかけとなるプロジェクトです。全国各地の学校や地域と連携をしながら、次世代の金融リテラシー向上に貢献します。これからの社会を担う若者たちが金融教育に参加し、より良い未来を創造していく姿を楽しみにしています。
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