児童養護施設における自立支援の新展開
特定非営利法人JAMネットワークは、全国の児童養護施設の子どもたちの自立を支援する新たなプロジェクトを展開しています。この取り組みは、特定非営利活動法人二枚目の名刺との連携によって進められており、その戦略や成果についてご紹介します。
プロジェクトの背景
全国には約23,000人の子どもたちが児童養護施設で生活しており、特に18歳での退所後の自立が一つの大きな課題です。多くの子どもたちがこのタイミングで社会との接点が奪われ、十分なサポートを受けられない状況にあります。そこで、JAMネットワークは「ことばキャンプ®」という独自のトレーニングプログラムを通じて、コミュニケーション力の育成に注力することになりました。
プロジェクトのランチ
このプロジェクトは、2024年8月から11月にかけて実施される予定です。参加者には、社会人のプロボノワーカーが7名集まり、彼らの経験やスキルを活かして支援体制の強化を目指します。具体的には、以下のような成果が期待されています。
- - 会員制度の整備・体系化
- - 支援者とのオンラインコミュニケーション体制の確立
- - 組織基盤の強化
これにより、JAMネットワークはより多くの支援者とつながり、持続可能な支援体制を構築する意向です。
「ことばキャンプ®」メソッド
「ことばキャンプ®」は、子どもたちが自己尊重感を持ちつつ、他者を大切にするコミュニケーション力を身につけることを目的としています。このプログラムには「度胸力」「論理力」「理解力」「応答力」「語彙力」「説得力」「プレゼン力」の7つのスキルが含まれており、日常生活や将来の職業に役立つ力を育成します。JAMネットワークは、このメソッドを全国約600か所の児童養護施設で導入し、子どもたちがより良い未来を自力で切り開く手助けをしています。
支援方法の紹介
この重要なプロジェクトをさらに進めるために、以下の支援方法を募集しています。
1.
寄付: Giveoneサイトを通じての寄付は、寄付金控除の対象となります。これにより、子どもたちが自立するためのコミュニケーション力を育む活動を支えます。
2.
プロボノワーカーとしての参加: 自分の専門知識やスキルを活かし、具体的な支援活動に参加する機会も設けています。
お問い合わせ
この取り組みに興味を持っていただけた方は、ぜひJAMネットワークまでご連絡ください。
- - 住所: 〒231-0002 横浜市中区海岸通4-21倉田ビル702
- - メール: kotobacamp.jamnetwork@gmail.com
- - ウェブサイト: JAMネットワーク
児童養護施設で生活する子どもたちの自立を支える重要な取り組みに、皆さまのご支援を心よりお待ち申し上げます。