小学生に贈るデータサイエンス入門書
2025年6月25日、株式会社カンゼンより新刊『こどもデータサイエンスなぜデータサイエンスが必要なのかがわかる本』が発売されます。この本は、シリーズ累計35万部を突破した「こどもシリーズ」の最新作です。監修は立正大学データサイエンス学部の教授、渡辺美智子氏が手掛けています。
データサイエンスの重要性
AI時代の到来により、データサイエンスのスキルはますます必要不可欠とされています。本書では、「なぜスーパーは売れ筋を知っているのか」「アニメや動画のおすすめはなぜ当たるのか」といった身近な疑問を通して、データの読み解き方や活用法を学んでいきます。
データサイエンスとは、多くのデータを集め整理し、それを役立つ情報へと変える学問です。例えば、天気予報やおすすめ動画など、私たちの日常生活のあらゆるところにデータサイエンスの技術が活用されています。
楽しい学びの内容
本書は、特に小学生向けにデザインされており、楽しい身近な話題を通じて学ぶことができます。
- - 第1章:意外と身近なデータサイエンス では、データがどのように私たちの生活に役立っているのかを解説。買い物やアニメのおすすめなど、日常の中で気づかないデータの使い方を紹介します。
- - 第2章:データとは? 日常生活ではどのようにデータが収集されているのかを説明。「数で表せるデータ」と「言葉で表すデータ」の違いも学びます。
- - 第3章:データ収集の方法 では、自分がどのようなデータを知りたいのかを考え、観察のポイントを学びます。
- - 第4章:データ分析の楽しさ グラフを使ってデータを可視化し、新しい発見をするためのヒントが満載です。
- - 第5章:未来予測の技術 データを活用して、未来をどのように予測できるのかを考えます。
- - 第6章:情報リテラシー ネット上の情報をどのように真偽を見分けるか、正しいデータの取り扱い方を学びます。
- - 第7章:スポーツと健康 データサイエンスがどのようにスポーツ選手のパフォーマンスを向上させるかを具体的に紹介。
- - 第8章:AIとの関係 AI時代においてデータサイエンスの位置づけとその重要性を学ぶセクションもあります。
子どもの成長をサポート
本書の売上の一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて、全国のこども食堂への支援に使われます。データサイエンスの学びを通じて、子どもたちの未来に道を切り開く蜂の巣です。この一冊を通じて、データサイエンスの世界に一歩踏み出し、日常生活の中でのデータの活用を楽しんでもらえればと思います。
書誌情報
- - タイトル: こどもデータサイエンスなぜデータサイエンスが必要なのかがわかる本
- - ISBN: 978-4-86255-761-2
- - 監修者: 渡辺美智子
- - ページ数: 144P
- - 判型: A5判
- - 定価: 1,760円(本体1,600円+税)
- - 出版社: カンゼン
この本は、未来へのステップとして最適な一冊です。ぜひ手に取ってみてください!