多様性を広げる
2025-10-10 16:28:28

多様性の促進へ。ファミリーマートとコカ・コーラの新イベント

多様性を促進するための新たなステージ



ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、2025年10月15日(水)に開催予定の合同イベントを通じて、LGBTQ+コミュニティへの理解を深める活動を強化します。このイベントは国際カミングアウトデーに合わせて行われ、多様性の重要性を伝えることを目的としています。

今回の取り組みでは、認定NPO法人ReBitの代表である藥師実芳氏をゲスト講師として招き、LGBTQ+に関するリアルな視点や体験を共有します。藥師氏は、カミングアウトや性的マイノリティに関するハラスメント(SOGIハラ)について講演し、参加者に理解を深める機会を提供します。このイベントは、企業の枠を超えた協力の象徴でもあり、両社はこの取り組みを通じて学生やさまざまな社員が自らアクションを起こすきっかけを作ることを目指しています。

「知る」から「動く+広める」へ



LGBTQ+当事者の世界での割合は約9.7%と言われ、このコミュニティの存在は私たちが共に生活する社会には欠かせません。両社は、LGBTQ+に対する理解を向上させるために、これまで手を取り合って活動してきました。2023年から始まったこの共同の取り組みには、すでに2,600名以上の社員が参加しており、今後もさらに多くの人々を巻き込んでいくことが期待されています。

このイベントを通じての主な目的は、参加者が講演を聞いた後、自らの行動を宣言し、社会で実践に移していくことです。日常生活の中でどのようにLGBTQ+に理解を示していくか、その具体的なアクションを参加者一人ひとりに促すことが求められています。これにより、アライ(ALLY)の活動が広がり、よりインクルーシブな社会づくりにつながることを願っています。

企業としての責任



コカ・コーラ ボトラーズジャパンの担当者は、「多様な働き方とウェルビーイング」を重視し、この連携が社員に新たな気づきをもたらすことを期待していると語っています。多様性をダイナミズムとして捉え、異なるバックグラウンドを持つ社員同士が意見を交わすことで、包括的な文化を育んでいます。

ファミリーマートも同様に、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というコーポレートメッセージのもと、誰もが自分らしく活躍できる社会を目指しています。両社の共同イベントは、温かいコミュニティの実現へ向けての一歩となると信じています。

ReBitの取り組み



認定NPO法人ReBitは、LGBTQ+がありのままの自分を選べる社会を目指して、2009年から多様な分野で活動を展開しています。ReBitは、今回のイベントがますます多くの企業とのつながりを生むことを期待しており、LGBTQ+の理解を促進するためのサポートを続けています。

イベントの開催日時は2025年10月15日(水)12:00~13:00で、会場はコカ・コーラ ボトラーズジャパンの本社で行われます。藥師氏による講演と、両社社員によるアクションプランの提示が予定されています。

この取り組みを通して、LGBTQ+の理解と受容が進むことを願い、誰もが自分自身を大切にしながら生活や働ける社会を築く一助となることが期待されます。


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