災害に備えるための知恵が詰まった一冊
家庭や地域での防災対策は、私たち自身の命を守るために不可欠です。国際災害レスキューナースとして活動してきた辻直美さんは、これまで30か所以上の被災地での経験をもとに、最新の防災知見を一冊の本にまとめました。その名も『最強版プチプラ防災』。この本は、特にお金をかけずにできる実践的な防災法に焦点を当てています。
辻直美さんの背景と執筆の動機
辻さんは、阪神・淡路大震災を経験し、自らの実家が全壊したことを契機に、防災の重要性に目覚めました。その後、大坂府北部地震での体験を通じて、自宅を100円ショップのアイテムを用いて地震に耐えうるものに仕立て上げたことが、彼女の備えへの情熱をさらに掻き立てました。実際、同じマンション内で近隣住民が重傷を負ったにもかかわらず、辻さんの家は無事だったのです。この経験から、彼女が行った防災術やアイデアを広めることが、いかに重要であるかを認識したのです。
『最強版プチプラ防災』の内容
この本には、具体的な防災対策が細かく示されています。以下は、特に注目したい内容です。
- - 防災力検定:自分たちの備えがどこまでできているかを見つめ直すためのチェックポイント。
- - 「住んでいるエリアの危険度」の確かめ方:自宅周辺のリスクを把握し、計画を立てる手助けになります。
- - 防災のプロによる備蓄品リスト:必要最低限の物品を知ることで、無駄な投資を避け、効率的に備えます。
- - ペットと共に生き残るための防災術:ペットを飼っている家庭にとって、愛する動物のために必要な準備やアイデアも盛り込まれています。
- - 避難方法の判断基準:避難が必要な状況かどうかを判断するための基準が示されていて、冷静な判断が求められる局面での心強いガイドとなります。
また、嬉しいことには、日常にあるアイテムを使って簡単に作れる防災リュックや、温かい食事を維持するための「スープジャークッキング」など、手軽に実践できるアイデアが満載です。特に、新聞紙を利用した暖を取る方法は、非常時にも役立つ知識になるでしょう。
読者へのメッセージ
災害はいつ、どこで、どのように起こるかわかりません。『最強版プチプラ防災』を手にすることで、私たちは備えることができる力を手に入れることができます。一人一人が備えることで、自ずと地域全体の防災力が向上し、被害を最小限に抑えることができるでしょう。
この本には、母として、妻として、そして地域での一員として、家族を守り、災害に立ち向かうための知恵が確実に詰まっています。自宅に一冊置いておくことで、不測の事態に備える自信を育んでいきましょう。2026年3月6日の発売をお楽しみに!