子どもたちの意見がさいたま市を変える?!
さいたま市では、子どもたちが自らの手で仮想のまちを作り出す「子どもがつくるまち」という取り組みを行っています。このユニークなプロジェクトでは、子どもたちが市民としての役割を果たしながら、社会の仕組みを学ぶことができます。
対象とイベントの内容
このプログラムは、市内に住む小学生を対象にしており、子どもたちは自分たちの手でまちを構築し、様々な仕事に挑戦します。具体的には、自分たちで働いて得たお金を使い、商品を購入したりサービスを受けたりと、実生活に近い体験ができるのです。
お金の単位やお店のアイデアも子どもたちが考案
この仮想のまちでは、子どもたちが考えたお金の単位を使い、実際にお店を運営することで、経済活動の基本を学びます。また、屋台の設置や税金センターやビジネスなど、大人が行う仕事を自分たちで企画し運営することで、より深い学びとなっています。
市長との意見交換
今回のイベントでは、子どもたちが仮想のまちづくりを通じて得た体験を、市長に提案する貴重な機会が設けられています。令和7年12月25日(木)午前10時30分から11時の間に、さいたま市役所の政策会議室にて、代表的な10人の「子どもスタッフ」が、自分たちの考えた理想のまちについて発表し、市長との対話を行います。これは、子どもたちが自分の意見を表現する機会だけでなく、彼らの声を政策に反映させる重要なプロセスでもあります。
参加の重要性
このような参加型の取り組みは、子どもたちの社会参加意識や自己肯定感を高めることにつながります。子どもたちが自分たちの意見を言える場を持つことは、将来の市民としての責任を意識させる貴重な教育の一環です。
まとめ
「子どもがつくるまち」の活動報告や、市長との意見交換の様子は後日、さいたま市の公式ホームページで公開予定です。この機会に、ぜひ子どもたちの貴重な意見を聞きにお越しください。社会の仕組みを体験し、一人ひとりの想いを形にするこの取り組みにぜひご注目ください!
お問い合わせ先
このプロジェクトに関する詳細は、さいたま市子ども・青少年政策課までお問い合わせください。電話番号は048-829-1909です。さいたま市では公式LINEを通じて、さまざまな情報もお届けしていますので、ぜひご登録ください。