隣接する保育園で子育て負担ゼロ!新しい支援モデルの誕生
埼玉県の社会福祉法人絆友会(理事長:川名 美雄)が、2023年4月に保育園『おうじ絆保育園』の隣に開設した児童発達支援事業所『絆KIDSおうじ』。近隣に保育園があることで、子育て支援の新しいモデルが登場しました。「子育て負担ゼロ」の実現に向けた取り組みが注目されています。
1. 保育園との隣接が生む「強力な連携」
『絆KIDSおうじ』は開設から半年で多くの子どもたちの成長を支援してきました。その最大の特徴は、保育園と隣接していることで、非常にスムーズな連携が実現している点です。保護者からは「お弁当作りから解放された」との声が続出し、日常の生活に余裕が生まれています。食事はすべて『おうじ絆保育園』の厨房から提供され、栄養バランスも万全。保護者の安心感を高める要素の一つにもなっています。
1-1. 完全給食の実現
隣接する保育園の厨房から温かい食事が提供されることで、栄養管理が徹底されています。依頼しない限り弁当を持参する必要がないため、料理にかかる時間を子どもとの大切な時間に充てることができるのです。実際に利用者の方々からは「ここは親にとっても救いの場所」といった高評価の声が寄せられています。
1-2. 送迎のストレス解消
『絆KIDSおうじ』では、保育園に預けた後、まさに「隣の教室」として子どもを迎え入れることができます。移動が非常に楽で、下手な天候でも傘を使用する必要がありません。このような環境により、子どもの送迎の負担が大幅に軽減されています。
2. 絆友会の新しい支援モデルの考え方
絆友会の成功の背景には、保育と療育の障壁を取り除くための明確なビジョンがあります。保育園のスタッフと支援員が互いに顔を合わせることで、子どもたちの状態をリアルタイムで共有し、個別支援計画(IEP)もより充実したものにすることが可能です。これにより、保護者は高い安心感をもって子どもを預けることができるのです。
2-1. 経験を元にした全面的なサポート
保育園運営での豊富な経験から、衛生管理や保護者とのコミュニケーションなど、多岐にわたるノウハウを活用しています。このように、強力な連携体制が『絆KIDSおうじ』の核をなしているのです。
3. 理事長川名美雄の想い
川名理事長は「物理的に近いことが保護者の心の壁をなくす」と言い切ります。子どもたちが自然に挨拶を交わし、成長を喜び合う姿を見て、その信念はさらに強まっていくようです。子育てにおけるあらゆる不必要な垣根を取り払うため、今後も新たな挑戦を続けていく意向を示しています。
4. 今後の展望と社会への影響
『おうじ絆保育園』と『絆KIDSおうじ』の成功事例は、今後さらに全国へと広がる可能性を秘めています。特に、既存の保育園がある地域での連携事業所の展開を計画しており、子育ての最前線に立ち続ける所存です。
まとめ
新しい支援モデルとして注目される『絆KIDSおうじ』。入園を検討している家庭向けに園見学も行っており、実際の保育の様子を見学できます。保育士希望の学生の方々のボランティア受け入れも行っており、実践的な学びの場が提供されています。子どもたちの未来に向けた新たな取り組みが、ますます期待されます。