子どもの無限の可能性を引き出す、永続的サポートの新しい仕組みとは

子どもの無限の可能性を引き出す、永続的サポートの新しい仕組み

NPO法人Nancyが、子どもたちの「やってみたい！」を永続的に支えるための新しい寄付制度を始めました。これによって、子どもたちは挑戦する機会を得やすくなり、未来の自立へつながるプロセスが支援されます。

Nancyの取り組みについて

Nancyは、すべての子どもが自分の「生きたい人生」を実現できる社会を目指しています。そのために、様々な体験を通じて子どもたちの主体性や創造性を育むプログラムを提供しています。特に注目されるのが「ぎふマーブルタウン」と「おやこde資産形成アカデミー」の2つの事業です。

ぎふマーブルタウン

このイベントは、架空の都市において子どもたちが様々な役割を体験し、挑戦することができる機会を提供します。これまでに15回の開催で7,618名の子どもたちが参加し、自分で考え行動する力を養ってきました。親たちからは、「普段とは異なる環境で、自分から動くことを楽しんでいる子どもたちを見て感動した」という声が寄せられています。

おやこde資産形成アカデミー

このオンラインプログラムでは、親子でお金の大切さや管理方法を学びます。参加した家庭からは、「子どもが社会について考えるようになった」や、「将来を見据えて選択肢を持つ重要性を感じた」という感想が寄せられています。この学びは、経済的自立につながることを目的としています。

永続的なサポートの新しい寄付制度

新たな寄付制度では、一度の寄付が永続的に資産運用に活用され、子どもたちの挑戦のサポートに直結します。具体的には、寄付された資金は「資産育成」に使われ、運用益が活動資金として活用されます。この仕組みによって支援者は、未来にわたって子どもたちをサポートすることが可能になるのです。

副代表の谷口達也氏は、寄付の使い道を明確にし、より多くの家庭や子どもたちに利益をもたらすように努めています。また、資産運用に専念することで、団体自体の活動もより安定したものになることが期待されます。