子どもたちが演劇で心を育む！「夏休み！オン・ワークショップ2025」開催

演劇で心を育む！「夏休み！オン・ワークショップ2025」

2025年8月、子どもたちの夏休みを特別なものにするための演劇ワークショップ、「WELCOME KIDS PROJECT 夏休み！オン・ワークショップ2025」が開催されました。27名の小・中学生が、プロの講師の指導の下、約7日間にわたって本格的な演劇に挑戦し、一生の思い出を作る貴重な機会となりました。

演劇の魅力に触れる7日間

このワークショップでは、小学1年生から中学3年生までの参加者が集まりました。講師には、俳優や脚本家として幅広く活動する末原拓馬さんが迎えられ、彼のオリジナル作品『野良の方舟』を題材に演劇の基礎から制作までを実践しました。アクティブな午前中のプログラムでは、本読みや歌のリハーサル、振付稽古を行い、午後には演劇の各要素を体験する時間が設けられました。

特に、特別講師として招かれた浅井さやかさんによるミュージカルレッスンでは、子どもたちが馴染みのある童謡を使いながら、歌うことの楽しさを学びました。また、演技だけでなく、舞台美術や小道具、衣装づくりにまで手を広げ、制作の裏側を学ぶカリキュラムも用意されていました。これにより、参加者は演劇制作全体を体感し、興味の幅を広げることができました。

集大成となった成果発表会

最終日には、子どもたちの努力の成果が凝縮された発表会が行われました。参加者は猫や野鼠、鳥、犬などのキャラクターに扮し、末原さん演じる「クロ」との冒険を描いた『野良の方舟』を披露しました。全員で2回の公演を成功させ、その成長を感じさせる瞬間となりました。

仲間との絆と楽しさ

ワークショップ終了後には、打ち上げも実施されました。この時には、末原さんが特別に作曲した新曲「ああたのしみだ」を全員で歌い上げ、7日間を楽しく締めくくりました。参加者たちは、仲間との絆を深め、貴重な経験を得ることができたようです。集まった子どもたちの声が印象的でした。「初めて会ったけど、仲間になれて嬉しかった」「みんなで一緒に何かを作る楽しさを学びました」という感想が多数寄せられました。

おわりに

この「WELCOME KIDS PROJECT」は、演劇の素晴らしさを子どもたちに伝えることを目的としたプロジェクトです。演劇を通じて育まれる表現力や協調性は、今後の人生においても大いに役立つことでしょう。今後もこのプロジェクトから多くの才能が育ち、次世代の演劇界を担う子どもたちが生まれることを期待しています。

ぜひ、今後の活動にもご注目ください！