新理事体制の挑戦
2025-06-16 17:12:20

新しい理事体制でこども食堂を支援するむすびえの挑戦

新しい理事体制でこども食堂を支援するむすびえの挑戦



全国こども食堂支援センター・むすびえは、2023年6月16日に開催された総会において、新たに役員体制を改定し、理事長に三島理恵氏が就任しました。この変更は、こども食堂を通じて誰も取りこぼさない社会を実現するための一環です。新しい体制は、むすびえが掲げる「誰も取りこぼさない社会」というビジョンの下で進化し続けることを目指しています。

新たな役員とディレクターの体制



三島理恵氏は、これまで理事として活動し、広報ファンドレイジングや人事ディレクターの役職を兼任していました。彼女の就任により、むすびえは新たな方向性を見出し、今後の活動に期待が高まっています。

他の役員には、企業・団体との協働事業を担当する遠藤典子氏、顧問から理事に昇進した新田信行氏などが名を連ねています。また、留任した理事も多数おり、金洋浩氏は財務ディレクターとして経営に参加し続けます。

さらに、2023年秋からは集団経営体制に移行し、各領域に特化したディレクターを新たに配置することで、運営の効率化と社会的インパクトの最大化を図ります。新たに登用された北川淳也氏(調査研究ディレクター)と加賀大資氏(公共政策ディレクター)は、それぞれの専門性を活かし、組織の強化に寄与することが期待されています。

2025年度からの重点的な活動方針



むすびえは、2025年度より活動方針を見直し、重要な点を3つに集約します。これにより、よりクリアで効率的な運営が可能となり、社会へ与えるインパクトも拡大します。特に注目すべきは「地域内循環の促進」「こども食堂の価値の可視化」「主体的な行動がとれるプロフェッショナル集団の育成」です。

この新しい方針は、地域社会との結びつきを強化し、こどもたちの居場所を確保するための取り組みをさらに充実させていく意図が込められています。

こども食堂の役割とは



こども食堂は、孤立している子どもや家庭に温かい食事を提供するだけでなく、地域の人々との交流の場ともなります。地域の多様なニーズに応えるべく、ボランティアの手によって様々な活動が行われています。現代社会において、こども食堂の存在はますます重要な役割を果たしており、全国に約10,867か所の食堂が開設されています。

これからのむすびえに期待されること



新理事長に就任した三島氏は、こども食堂が地域に根ざし、持続可能な活動へと進化することを目指しています。社会のニーズを的確に捉え、地域住民が安心して集える場所としての役割を果たすことが求められます。

理事を退任する湯浅誠氏や渋谷雅人氏も、新しい体制を支援し続ける意向を示しています。彼らは、自身の経験を基に地域のニーズに応えるための活動に従事していく予定です。

むすびえは今後も、多くのこどもたちと地域の人々が安心できる居場所を提供するため、持続的に活動を続けていくことが期待されます。今後の取り組みに、ぜひ注目していきましょう。


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