仙台で教育交流会
2025-08-22 20:46:18

震災経験を次世代へ。仙台で初の教育交流会を開催

震災経験をもとにした次世代教育の重要性



8月30日、仙台で行われる「災害と教育伝承実践交流会2025」では、特に震災を経験した教員や学生が集まり、その体験をもとに未来の災害教育について語り合う画期的なイベントが開催されます。この交流会は、東日本大震災の影響を受けた岩手、宮城、福島の教員と学生にスポットを当てており、彼らの視点を通じて、世代を超えた知識と経験の共有を目指しています。

「災害に向き合う教育の未来」がテーマ



今回のテーマは、「災害に向き合う教育の未来〜あのとき子どもだった教員・世代が語る〜」です。震災当時はまだ子どもであった教員と大学生の4名が招かれ、各自の震災体験を元に、教育現場で何を学び、どのようにその経験を伝えていくべきかを深く掘り下げていきます。また、特別報告には、能登半島地震での防災教育を先取りして行ってきた穴水中学校校長の廣澤孝俊氏が登壇し、その具体的な取り組みを紹介します。

参加者の意見交換も



交流会の終盤には参加者によるグループディスカッションが予定されており、参加者全員が災害教育についての理解を深め、意見交換を行う機会も設けられています。これにより、学校現場での実践的な防災教育の方法を考える貴重な場となることでしょう。

参加方法と詳細



日時は2025年8月30日(土)の13:00から17:00、会場はTKP仙台青葉通カンファレンスセンターです。参加は無料で、事前の申し込みが必要となります。会場参加は限定60名、オンライン参加は制限なしとされています。参加希望者はGoogle Formを通じて申し込みをして、その後参加用URLを受け取る流れです。

この事業は、公益社団法人3.11メモリアルネットワークが主催しています。彼らの活動は震災の教訓を未来の教育に繋げるためのもの。2023年からは複数回の開催が計画されており、さらに広がりを見せています。

震災から学ぶこと、未来に繋げること



「災害と教育伝承実践交流会2025」は、震災の教訓を次世代に伝え、今後の教育に活かすための貴重な機会です。震災を経た世代と、これからの教育支援者が集まり、意見交換を通じて新たな視点を得ることが期待されます。参加される皆様には、ぜひこの機会を利用し、より良い防災教育の在り方を共に考えていただきたいと思います。


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