ナマコと子どもたち
2026-02-25 15:31:22

大村湾のナマコと子どもたちの未来をつなぐ体験イベント

大村湾のナマコと子どもたちの未来をつなぐ体験イベント



大村湾の美しい海で開催された「稚魚カラ食卓」。これは、地域の特産品であるナマコを通じて、次世代の子どもたちに海の大切さや漁業資源の問題を学んでもらうための特別なイベントです。

イベントの概要



この体験イベントは一般社団法人大村湾ワンダーベイが主催し、西海市立西彼北小学校で行われました。2025年9月19日と2026年2月19の2度開催され、合計で35名の児童が参加しました。講師には、長崎振興局や西彼町漁協の専門家が招かれ、大村湾のナマコについてさまざまな知識が授けられました。

大村湾は、世界的にも珍しい超閉鎖性海域として知られ、周囲を陸に囲まれた穏やかな湖のような海です。この環境で育ったナマコは、実が柔らかく、甘みと旨みが強く、地域特産品として愛されています。しかし、地球温暖化の影響でナマコが減少しているという現状も講座で語られ、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

稚ナマコの放流体験



初回のイベントでは、子供たちはナマコについての講義を受けた後、稚ナマコを実際に放流しました。小さなナマコの赤ちゃんたちをバケツから海へ放す瞬間、子どもたちは緊張しながらも、大きく育つことを願って「頑張ってね!」と声をかけました。

この放流体験は、ナマコの成長を見守るだけでなく、海の資源の大切さを意識するきっかけになりました。漁業の専門家たちのサポートを受けながら、無事に稚ナマコを海に送り出した子どもたちの目は、多くの希望に満ちていました。

ナマコの捌き方を学ぶ



2回目のイベントでは、放流したナマコが成長し、そろそろ捌く時期です。講師が実際にナマコを捌く様子を見て、子どもたちはその技術に驚きを隠せませんでした。「ヌルヌルしてて、扱いが難しい!」と楽しそうに捌く姿が印象的でした。

自分の手で捌いたナマコを食べる際には、「思っていたよりも柔らかくて美味しい!」と笑顔を見せる子どもたち。自分たちが放流したナマコを食べるという体験は、彼らにとって特別なものであり、大村湾の海産物に対する感謝の気持ちを育むものでした。

このような体験を通じて、大村湾の資源が環境に左右されていることを理解し、「大村湾を守っていきたい」という意識が芽生えているようでした。 ...

未来につなぐ取り組み



「稚魚カラ食卓」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施されています。このプロジェクトは、子どもたちに海の大切さを感じさせることで、未来の海を守るアクションにつなげています。

大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地域全体が協力して環境を守り、豊かな海を次世代へ引き継ぐための取り組みを進めています。子どもたちが海を知り、愛することで、彼ら自身が未来を築いていくことが期待されています。

このような体験を通じ、多くの子どもたちが海を守るバトンを受け継いでいくことを願っています。


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