子どもたちの算数と読解力を育てる新作「やらなくてもいい宿題2」の魅力とは
2026年6月12日、株式会社主婦の友社から、話題の児童書『やらなくてもいい宿題2』が発売されました。この作品は、80万部を超えるヒット作『#真相をお話しします』の著者、結城真一郎氏が手がけた続編です。前作が「楽しみながら算数力と読解力を身につける」と評判になったことから、多くの期待が寄せられていました。
本作のあらすじ
『やらなくてもいい宿題2』では、主人公である数斗(かずと)たちが、自分たちで作った秘密基地を横暴な上級生に奪われるストーリーが展開されます。基地を取り返すためには、彼らが出題する問題を攻略する必要がありますが、出題されるのは一見簡単に見えるものでありながらも、公式を当てはめるだけでは解けない超難問です。
数斗たちは大切なものを取り戻すために、過去に登場した“謎の少女”を召還することを試みるのですが、彼らは無事に秘密基地を奪還することができるのでしょうか?
算数力を育む新たな視点
本作が特に注目されるのは、算数の問題が「集合算」や「差集め算」といった中学受験で見かけるものを含んでいる点です。しかし、これらの問題は公式を適用するだけでは解けない“ひっかけ問題”が多く、正しい読む力が求められます。現代の子どもたちは、SNSや短文動画の影響で読む力が低下しているとも言われています。本書では、問題を解く前に重要なのは、問題文を正確に読み取る力であることを、謎解きのプロセスを通じて体験することができます。
勉強嫌いでも楽しめる仕掛け
中学受験レベルの問題が含まれているため、勉強に苦手意識を持つ子どもでも安心!解説マンガの形式で問題が楽しく分かりやすく解説されているので、未習の内容でも取り組むことができます。また、“発想の転換”によって解ける問題もあり、逆に小学2年生の子が兄弟や大人よりもアッサリと解決する場面もあります。
この物語を通じて、親子で一緒に“読む力”を試しながら、楽しく勉強に取り組むことができるのです。
著者からのメッセージ
結城氏自身も中学受験を経て、東京大学を卒業した経歴があります。そんな彼は、勉強に対して「肩ひじ張らずに向き合ってほしい」と伝えています。彼は、難解な問題にツッコミを入れることで、勉強をもっと身近で楽しいものにすることができると信じています。そして、今回の作品もその視点から生まれたものです。これから読者となる子どもたちが、自らの勉強を楽しむヒントを見つける場となることでしょう。
著者プロフィール
結城真一郎は1991年に神奈川県で生まれ、開成中学・高校を卒業後、東京大学法学部を修了しました。2018年に『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し、その後も多くの著作を手がけています。彼の独自の視点とスタイルが、今回の作品にも色濃く反映されています。
最後に
『やらなくてもいい宿題2』は、ただの勉強本ではなく、子どもたちに考える力と楽しむ力を同時に育てることができる一冊です。新たな挑戦を通じて、親子のコミュニケーションを深める機会にもなるでしょう。まだ手に取っていないという方は、ぜひこの機会に作品を手にしてみてください。そして、楽しい謎解きを一緒に体験してみてはいかがでしょうか。