NIJINアカデミー、歴史的な目標達成！不登校児が部門賞をW受賞

NIJINアカデミーの快挙、部門賞をW受賞！

2025年2月18日と19日に開催された「Industry Co-Creationサミット FUKUOKA 2025（ICC FUKUOKA 2025）」にて、株式会社NIJINが運営する不登校向けオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が、見事に２つの部門賞で１位を獲得しました。これは、新たな教育の可能性を示す歴史的な出来事です。

ICC FUKUOKA 2025とは

このイベントは、日本のスタートアップシーンにおける重要なピッチイベントであり、多種多様な企業が集い、自らのアイデアを競い合います。「デザイン & イノベーションアワード」では、10社の革新的な製品やサービスが審査対象となり、審査員たちがそれぞれの企業の魅力を最大限に引き出す瞬間を体験します。

不登校児が語る、涙のプレゼン

NIJINアカデミーから選ばれた6名の児童生徒たちは、その不登校の経験をメタバースを通じてプレゼンテーションしました。特に心を打ったのは、小学1年生から5年間学校に行っていない生徒の涙ながらのスピーチでした。この子どもたちの「不正解」と思っていた過去が、会場の大人たちに強い感動を与えました。多くの人々が彼らの言葉に惹きつけられ、心を動かされたのです。

NIJIN代表からの感謝のメッセージ

NIJINの代表取締役社長、星野達郎氏は、今回の受賞を「不登校の子どもたちにとって大きな自信になる」とコメントしています。星野氏は、彼らが学校以外の場で自身の個性を発揮できる姿を見て、教育の常識が覆されたと感じています。また、NIJINアカデミーがICCに参加できたことへの感謝の気持ちを述べ、子どもたちが自分自身や社会を好きになれたことを嬉しく思っています。

NIJINアカデミーの理念

2023年9月に設立されたNIJINアカデミーは、不登校の小中学生に新たな学びの機会を提供しています。全国各地から約350名が在籍し、「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」を中心にカリキュラムが組まれています。ここでは、学校に通えないことが劣等感や罪悪感とならないよう配慮され、全ての子どもにも希望の未来が開かれています。

未来に向けた展望

NIJINアカデミーの取り組みは、9割以上の生徒が在籍校の出席認定を獲得しており、教育における新たな選択肢として注目を集めています。今後も彼らの成果や活動は、多くの子どもたちに希望を届けることでしょう。星野社長が目指す「教育から国を照らす」という理念は、多くの人々に共感され、新たな教育の形へと進化していくはずです。

詳細はNIJINアカデミーの公式サイトをご覧ください。