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2025-10-31 13:46:26

エル・システマジャパン、コモンズからの寄付で音楽教育を支援

エル・システマジャパン、寄付受領の喜び



一般社団法人エル・システマジャパンが、コモンズ投信株式会社が運営する「コモンズ・インパクトファンド~共創~」の寄付プログラム「コモれび」の第3回寄付先に選出され、71万2千円の寄付を受け取りました。この寄付は、音楽教育を通じて社会課題を解決する活動に充てられる予定です。

寄付授与式の開催



寄付授与式は、10月6日にエル・システマジャパンの事務所で実施されました。このイベントには、コモンズ投信と株式会社かんぽ生命の関係者も参列し、エル・システマジャパンの活動に対する期待が寄せられました。

エル・システマジャパンの代表理事である菊川穣氏は、「子どもたちが音楽を通じて自信を持ち、感情を表現できる場所を提供することが私たちの目標です。今回の寄付を通じて、より多くの子どもたちに音楽の魅力を届けたい」と語りました。

社会課題解決プログラム「コモれび」とは?



コモンズ投信が2023年に開始した「コモれび」は、非営利団体を支援し、社会課題の解決に寄与するためのプログラムです。ファンドから得られた信託報酬の一部が寄付に回され、適切な団体に資金が提供されます。

「Well-beingにつながる親と子」をテーマに選ばれた結果、エル・システマジャパンが寄付先に選出されました。この選考において、関係者からは音楽が人々をつなぐ力を持っていることが高く評価されました。

エル・システマジャパンの歩み



エル・システマは、1975年にベネズエラで設立され、音楽教育を通じて子どもたちを支援するプログラムです。日本では、2012年から福島県を中心に活動を開始し、東日本大震災で被災した子どもたちに音楽を通じて自信を与えてきました。その活動範囲は、現在では岩手県、長野県、東京都、大阪府などへと広がっています。

音楽を通じての自己表現や人とのつながりを重視する氏のアプローチは、次世代を担う子どもたちにとって大きな意味を持っており、活動はこれからも続けられていきます。

音楽教育の重要性



エル・システマジャパンでは、音楽が持つ力を信じています。障害の有無にかかわらず、どの子どもも音楽に触れ合う機会を持つべきです。演奏会や合唱を通じて、コミュニケーション能力や協調性、自信などが育まれ、音楽が人々をつなぐ重要な手段である事を確認しています。

今後のビジョン



エル・システマジャパンが掲げる理念は「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」です。このビジョンに基づき、今後も地域社会や企業との連携を強めていくことが期待されています。寄付を受け取ったことは大きな一歩ですが、これを契機にさらなる活動の広がりを見せることでしょう。

この度いただいた寄付は、音楽家や指導者への謝金、活動を支えるボランティアの交通費、プログラムコーディネーターの人件費などに充てられる予定です。子どもたちにとってより良い環境を整え、未来へ向けた音楽活動を充実させていく所存です。エル・システマジャパンのこれからの活動にご期待ください。


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