札幌に新たな学びの場『NIJINアカデミー札幌白石校』が開校！

札幌に誕生した新しい教育の形「NIJINアカデミー札幌白石校」

2025年11月6日、札幌市白石区において不登校オルタナティブスクール『NIJINアカデミー札幌白石校MoBつくるシアター』が開校します。運営を行うのは、東京都江東区に本社を持つ株式会社NIJINです。本校は「街全体を教室に」という理念のもと、地域社会との関係を深める課題解決型プロジェクト型学習を重視し、子どもたちの「自分らしく豊かに生きる力を伸ばす」ことを目指しています。

背景と設立の意義

2024年には過去最多となる34万6482人の不登校児童が存在するとされ、教育現場には新たなアプローチが求められています。NIJINアカデミーは、子どもたちが自宅にいながらも質の高い教育をオンラインで学べる新しい選択肢を提供し、多くの注目を集めています。2023年9月からの開校以来、500名以上が入学し、150名超の児童生徒が復学を果たしています。

公共機関との連携も進めており、地域の不登校児童生徒を支援する新たな取り組みも展開しています。また、近年ではメタバースを利用した校舎の取り組みにより、「このままNIJINアカデミーで学び続けたい」という声も聞かれています。今後は、自宅でのオンライン通学と、実際の教室で学ぶリアル教室を組み合わせた『ハイブリッド通学』を全国で展開し、子どもたちの多様なニーズに応える体制を整えています。

芸術による自己表現の場

新しい札幌白石校は、ダンス、音楽、アートなど芸術に特化したフリースクールとして、MoB stud!oにより運営されます。子どもたちが自分の「好き」や「得意」を大切にし、安心して自らの個性を発揮できる環境が整えられています。非評価的なアプローチで自由な表現を促し、子どもたちの自己肯定感を育むことが重要なテーマです。「踊るのが好き、歌うと楽しい、絵を描くことが夢中になる」などの自由な感情が尊重され、挑戦し合える場づくりが進められます。

教室長のメッセージ

教室長の坪田知紗（通称：ちゃんちー）は、自身の経験を踏まえ、「自分らしさを大切にした学びの場を提供したい」と強く語ります。自由に自己表現できる環境を提供することで、学校に行けない子どもたちにとって新たな希望をもたらすことができると信じています。ダンスや演劇を通じて多くの子どもたちと向き合い、彼らの成長を共に楽しむ姿勢を大切にしています。

札幌白石校のプログラムと日程

札幌白石校は毎週木曜日に開校し、以下のようなプログラムを予定しています：

- 10:00-10:30：出席確認や体調チェック後、ペアストレッチや体幹トレーニングで一日を元気にスタート。
- 10:30-11:00：ホームルームで日程の確認や最近の出来事をシェア。
- 11:00-12:00：自由進度学習を行い、各自が興味のあるテーマについて学習して、その成果を発表。
- 12:00-13:00：みんなでランチ。
- 13:00-14:00：スタジオプログラムで、ダンスや音楽、演技の時間を設けます。
- 14:00-14:50：ものづくりの時間を設け、デザインやアートなどの創作活動に親しみます。
- 14:50-15:00：次週の日程確認をした後に解散。

まとめ

『NIJINアカデミー札幌白石校』では、子どもたちが自らの可能性を最大限に発揮できるような環境を整え、安心して学び、表現できる場を提供します。多様な学びの形を持つこの新たなスクールに期待が寄せられる中、皆さんもぜひその目で新しい教育の形を見に訪れてみてはいかがでしょうか。詳細情報や体験会については公式サイトをご覧ください。