miraiiの新支援
2025-03-11 09:12:39

2025年4月から新たな支援を開始するmiraiiの挑戦と活動

一般社団法人miraiiが新たな支援を開始



2025年4月1日、名古屋市瑞穂区に拠点を構える一般社団法人miraiiが大きな変化を迎えます。これまで小児慢性特定疾病児に特化して支援してきたこの団体は、今後、知的障がい児や身体障がい児、さらにその兄弟姉妹であるきょうだい児への支援も開始することを発表しました。この取り組みは、新たにハンディキャップ児とそのきょうだい児に焦点を当てた支援の必要性から生まれました。

なぜこの支援が必要なのか



現在、さまざまな理由からハンディキャップ児のきょうだい児が習い事をあきらめざるを得ない状況が続いています。これにより、子どもたちの自己肯定感や成長機会が奪われているのが現実です。また、小児慢性特定疾患とその障がいの重複が多い現状において、ハンディキャップ児が安心して活動できる場を提供することは急務です。

特に、ハンディキャップを持つ子どもたちとそのきょうだいが共に楽しめる習い事はほとんど存在していません。そうした状況を打破するために、miraiiは新たな枠組みを作り出すことを決意しました。

水泳教室「いるかきょうしつ」の迎え入れ



この新たな取り組みの一環として、現時点で任意団体として活動している水泳教室「いるかきょうしつ」をmiraiiに迎え入れ、その活動を法人の一事業として展開していくことが決まりました。「いるかきょうしつ」では、障がいがある子どもたちやそのきょうだいが、自由に水泳を楽しめる環境を提供します。この教室では、暴力や暴言のない環境で、水泳を通じて大人になっても楽しく続けられるスキルを育むことを重視しています。

「いるかきょうしつ」は名古屋市のパロマ瑞穂スポーツパークや日本ガイシアリーナを拠点に、毎週土曜日と日曜日にクラスを開催しており、2025年4月からは名古屋市名東区にある障害者スポーツセンターで新たな水泳の機会を提供するという計画もあります。
特に、4月からは木曜日に6ヶ月から未就学の障がい児とその保護者を対象にしたベビースイミングのクラスを設置し、成長段階に応じた活動を展開していきます。

高橋良彰氏の指導



また、東京2020パラリンピック競技大会水泳コーチである高橋良彰氏を迎え入れることで、教室の指導方針もさらに強化されます。彼の経験を活かし、大人になってからも続けられる「生涯スポーツ」としての水泳学習を支援し、自立に向けた活動も行っていきます。
高橋氏は日本知的障害者水泳連盟理事としても活動し、知的障がいを抱える子どもたちのための水泳において非常に重要な役割を果たしています。

地域との協力と成長支援



また、「いるかきょうしつ」では、地元企業やボランティアの協力の下でさまざまなイベントを開催しています。例えば、年末には「クリスマスプール」と題し、営業終了後のプールを開放し、子どもたちに水泳の経験をクリスマスプレゼントとして提供しました。このイベントには多くの地域の事業者もスポンサーとして参加し、助け合いの文化を育んでいます。

スポンサーにはあさひ・こころのクリニック、ほりた耳鼻咽喉科、ネモフィラ薬局、スポーツスタジアムソブエなどがあります。
このような支援が続くことで、子どもたちの成長を見守る環境が整っています。

未来に向けた呼びかけ



miraiiや「いるかきょうしつ」では、引き続きハンディキャップを持つ子どもたちとそのきょうだい、そして保護者に対して、自立支援や笑顔を生み出す多彩なプログラムを考え続けます。
現状、障がい児が安心して活動できるプールの確保が困難な状況であるため、ホテルやスポーツジムなどとの協業を積極的に呼びかけ、地域全体での成熟を促進エネルギーを高めていきたいと考えています。

今後も、miraiiはこれらの取り組みを通じて、子どもたちが様々な経験を積むための場を提供し続けることを目指しています。


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