家族の安全を守るために！正しいチャイルドシートの使い方ガイド

長期休暇が始まるこの時期、多くの家庭が家族そろっての外出を楽しむことと思います。そんな時、必ずしておきたいのが「チャイルドシート」の正しい使用です。JAF（一般社団法人日本自動車連盟）大阪支部が、特に注意を呼び掛けていることに注目しましょう。

チャイルドシートの重要性

チャイルドシートは乳児、幼児、そして学童期の子どもたちを車両内で安全に固定するためのもので、交通事故から命を守ってくれる重要な役割を果たします。道路交通法では、6歳未満の子どもには着用が義務付けられていますが、JAFでは身長150cmまでの子どもにも使用を推奨しています。
実際、昨年行われたチャイルドシート使用状況全国調査では、大阪府での使用率が66.6％で全国平均よりも低く、衝撃的な結果が明らかになりました。特に年齢が上がるにつれ、チャイルドシートの使用が減少する傾向が見られ、この問題は解決すべき大きな課題です。

ミスユースの実態

調査によると、チャイルドシートの正しい取り付けが行われているのは、なんと69.8％。残りの30.2％は何らかのミスユースがあったことになります。中でも最も多いのは、腰ベルトの締め付け不足でした。安全に運転するためには、チャイルドシートをしっかりと車両に取り付けることが不可欠です。

正しい取り付け方法

チャイルドシートを車に取り付ける際は、次の点に気を付けましょう：
1. しっかりと押し込む
- チャイルドシートを車の座面にしっかりと沈め込み、体重をかけましょう。
2. シートベルトを確実に固定
- シートベルトを引っ張り、しっかりとロックされていることを確認してください。

このようにして、チャイルドシートを車両に正確に取り付けることができれば、より多くの安全が確保されます。