株式会社汐文社が第27回学校図書館出版賞を受賞
株式会社汐文社(代表取締役社長:三谷光)が、新刊『石のふしぎがわかる!岩石・宝石ずかん(全3巻)』の刊行により、第27回「学校図書館出版賞」を受賞しました。この授賞式は、8月8日に予定されています。
書籍の概要
『石のふしぎがわかる!岩石・宝石ずかん』は、著者の清水洋美さんと監修者の柴山元彦さんによって作られました。本書は、岩石や鉱物の見つけ方や用途について、子どもたちが理解しやすいように紹介されています。特に低学年の子どもを対象に、身近な石や建物を観察することで、地球に潜む謎を学べる内容となっています。
この図鑑は、観察や調べ学習を通じて子どもたちの探求心を育作することを目的としています。発売日は2025年3月で、定価は9240円(本体価格8400円)。全3巻からなるこのセットには、火成岩、堆積岩、変成岩、そして宝石についての内容が含まれています。
著者と監修者のプロフィール
著者の清水洋美さんは、出版社勤務後、自然科学関連の児童書を企画・編集・執筆しているフリーランスの編集者兼ライターです。代表作には『はじめて読む 科学者の伝記』シリーズや『からだのふしぎ』『細胞タウンの大冒険』などがあります。
一方、監修者の柴山元彦さんは、大阪市立大学大学院を修了後、38年間高校で地学を教え続けました。定年退職後は「自然環境研究オフィス」を設立し、地学の普及に努めています。また、インドネシアの子どもたちのために防災パンフレットを作成し、配布活動も行っています。
学校図書館出版賞とは
この出版賞は、学校図書館での利用に適した優れた書籍を表彰するもので、全国学校図書館協議会が主催しています。対象は、前年の5月から当該年の4月末までに発行された図書であり、選考は特に優れた企画には大賞が授与される仕組みです。
株式会社汐文社について
汐文社は1976年に設立された出版社で、主に児童向け書籍を扱っています。学校や公共図書館向けに数多くのセット商品を出版し、特に「はだしのゲン」シリーズは平和や命の大切さを伝えるものとして有名です。2013年12月にはKADOKAWAグループに加入し、児童向け書籍に特化した出版社となりました。日本児童図書出版協会の会員企業でもあります。
新刊『石のふしぎがわかる!岩石・宝石ずかん』は、子どもたちの学びを楽しむきっかけとなることを期待されており、興味や好奇心を育む素晴らしいツールとなるでしょう。