デジタル化が進化する子育て支援！上関町の新サービスを徹底解説

山口県上関町は、母子モ株式会社が提供する『子育てDX®』の「伴走型相談支援サービス」を導入し、8月1日から運用を開始しました。このサービスは、妊娠届出時のアンケート提出をアプリ経由で行うことを可能にし、業務を一元化することで保護者にとっての負担を軽くすることを目的としています。これにより、アプリを利用することで、子育てに係る手続きの効率性が大幅に向上することが期待されます。

親子が暮らしやすい町を目指す上関町

上関町の基本理念は、“子どもと子育て家庭が、上関町で育って良かった！”というもので、すべての子どもと保護者が安心して育児できる環境を提供しています。2021年12月からは母子手帳アプリ『母子モ』が導入され、妊産婦とその子どもの健康データの管理や予防接種のスケジュール、また地域からのアドバイスや情報が受け取れる仕組みを整えています。

さらに、デジタルソリューションを活用した町全体のデジタル化を進めており、様々な地域課題を解決することを目指しています。この度の「伴走型相談支援サービス」の導入によって、利用者は更に簡便に手続きを進められるようになり、子育て支援サービスも充実していきます。

子育て手続きの便利さが向上

上関町では「伴走型相談支援サービス」を活用し、妊娠届出のアンケートをアプリから24時間いつでも提出できるようにしました。これにより、従来は役所に出向いて行わなければならなかった手続きが自宅でできるようになり、紙を使わないことでの手間削減や、移動の負担を軽減することが可能になります。

また、自治体職員は、提出されたアンケートをもとに事前に面談の準備ができるため、面談時間の短縮と質の高いサービスが実現できます。これにより、妊娠中の保護者を含む子育て家庭に対する支援体制が一層強化されます。

上関町の町長、地域支援を語る

西哲夫町長は、上関町が提供する支援体制の充実について次のように述べています。「すべての子どもと保護者が幸せを感じながら、安心して子どもを育てられる環境作りを進めています。この取り組みにより、妊娠届出手続きの利便性を向上させ、さらに多くの家庭に安心を届けたいと考えています。」

2030年に向けた未来の子育て環境

母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から子育て期の手続きを簡素化するビジョンを掲げており、保護者や自治体、医療機関の手間を軽くするための様々な取り組みを進めています。『子育てDX』のサービスを通じて、妊娠届出のオンライン提出や乳幼児健診のデジタル化を推進し、より安心で簡便な子育て社会の実現に貢献したいと考えています。