子どもと防災意識
2026-03-04 15:00:37

子どもが電話番号を言えない理由とは?防災意識の環境を整えよう

子どもが電話番号を言えない理由とは?防災意識の環境を整えよう



東日本大震災から15年が経過し、私たちの防災への意識が問われています。最近の調査結果によると、小学生の子どもの61%が親の電話番号を「言えない」と回答しています。また、緊急時に頼るべき方法として災害用伝言ダイヤル「171」を知っている人も少なく、その使い方を理解している母親は20%未満という結果が出ました。これは、現在の子どもたちがスマートフォンの連絡先に頼りきりであり、基本的な防災対策が不足していることを示唆しています。

スマホ依存が招く新たなリスク



調査によれば、スマートフォンを持つ小学生の割合は年々増加しており、小学1年生から3年生では20.6%、小学4年生から6年生では39.2%に達しています。しかし、いざスマホが使えない状況になった時の代替手段を作っている家庭は減少しており、メインの連絡手段を失った場合の備えが不十分です。スマホ頼りの生活を続けると、非常時における行動が取れなくなってしまうリスクが高まります。

防災教育の重要性



では、どうすれば子どもたちの防災意識を向上させることができるのでしょうか。三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社は、子ども向けに「防災おまもりカード」を2026年3月から全国で配布する予定です。このカードには、子どもの名前や家族の連絡先、アレルギー情報、そして171の利用方法などが記載できるようになっています。カードを通じて、子どもたちが常に必要な情報を手元に持っている状態を作ることが狙いです。

この「防災おまもりカード」は、ランドセルや通学カバンに入れられるサイズで設計されており、万が一の際に公衆電話を使うための手助けともなるでしょう。緊急の連絡先や171の詳しい使い方が書かれた紙のカードを持つことで、通信が不安定な状況でも家族との連絡が取れる可能性が高まります。普段、家族で連絡手段や避難場所についての話し合いが少ない中、このカードをきっかけにして意識を高めることができます。

家庭内で話し合うべきポイント



また、調査では「災害時の行動を話し合ったことがない家庭」が約4割に達していることや、集合場所を「伝えていない」家庭が46.2%にも及ぶこともわかりました。これは、家族間での防災対策がほとんど行われていないことを示しています。子どもたちは親の指示を受けるだけでなく、自ら考え行動する力を養う必要があります。

個々の家庭において、普段から「災害時にはどうするか」といったテーマを話し合うことが大切です。親子でのルール作りや連絡方法の確認を通じて、子どもたちが将来、緊急時に自分自身で行動できるよう育てていきましょう。

さあ、行動を起こそう



防災対策は決して他人事ではなく、私たち全員に関わる事です。今回の調査結果は、子どもたちが普段は見えない部分でどれだけ不安を抱えているかを知る良い機会です。皆様もぜひ、この機会を捉えて家庭での話し合いを促し、安全な未来のために行動を起こしてみてはいかがでしょうか。


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