書き損じ年賀状や本で地域のこども食堂を支援しよう
地域のこども食堂を支えるため、書き損じた年賀状や読み終えた本を寄付する「モノ寄付」の冬のキャンペーンが始まりました。この取り組みは、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえが推進しており、資金不足に悩む多くのこども食堂への支援を目指しています。
「モノ寄付」とは?
「モノ寄付」とは、家庭に眠っている読まなくなった本やDVD、使ってない切手や金券、貴金属などを寄付することで、買取金額が直接むすびえへと寄付される仕組みです。このキャンペーンは2025年11月末から始まり、既に100件以上の寄付が寄せられています。特に、企業や学校からの参加が増加しており、支援の輪が広がっています。
企業や学校による協力
今回のキャンペーンでは、企業や学校による寄付件数が昨年の倍に増えました。例えば、大阪市立佃中学校では、生徒会が全校生徒に呼びかけ、本の寄贈を促進し、278冊の本が集まりました。彼らは学校のイベントも活用し、地域の「みんなの居場所」の価値を広めています。企業でも、社員のボランティア意識を高める活動として「モノ寄付」を推進しています。IT企業では社内掲示を行い、製造業では定期的な物品回収のためのボックス設置が検討されています。
物価高がこども食堂を直撃
全国的に広がるこども食堂は、2025年度の時点で12,000カ所を超え、その多くが地域の「みんなの居場所」として機能しています。しかし、物価の高騰は運営に深刻な影響を及ぼしています。最近の調査では、回答者の80%以上が「物価高」の影響を感じていると答えており、食材費やパッケージのコスト上昇が運営者を悩ませています。
このような厳しい状況で、むすびえは「モノ寄付」による新たな支援者を募っています。冬のキャンペーンの中で、年賀特典の番号発表もあり、多くの人が年賀状の整理を行うことから、寄付を行いやすいタイミングです。
「モノ寄付」キャンペーン概要
「モノ寄付」のキャンペーンは、2026年2月28日まで行われます。寄付を受け付けている品は、書き損じの年賀状や未使用のはがき、金券、貴金属、ゲーム機やソフト、本、DVD、CDなど様々です。送料は無料で、1点からでも受け付けています。手続きはウェブフォームまたは電話で行えるので、誰でも気軽に参加できます。
こども食堂とは?
こども食堂は安全に子どもが訪れることができる場所であり、無料または低額で提供される食堂です。地域のつながりを形成する役割も果たしており、高齢者の生きがいづくりや孤立の改善にも寄与しています。全国には、12,601カ所のこども食堂が存在し、誰もが安心して利用できる環境を整えることが求められています。
この冬、あたたかい心で新たなスタートを迎えるために、ぜひ「モノ寄付」にご協力ください。より多くの子どもたちが笑顔になれる社会を一緒に作りましょう。