学習支援シンポジウム
2025-07-08 11:22:22

教育の機会を広げる!学習支援シンポジウム全国大会2025開催決定

学びの機会を平等に:学習支援シンポジウム全国大会2025



教育の不平等が問題となっている現代において、学習支援の重要性が高まっています。2025年11月1日、名古屋市において「学習支援シンポジウム全国大会2025」が開催されることが決まりました。このシンポジウムは、NPO法人東海つばめ学習会が主催し、教育機会の不平等を乗り越えるための知見を共有し、積極的な連携を図ることを目的としています。

学習支援シンポジウムの背景


日本では、相対的貧困問題が深刻化しています。昨年、厚生労働省が発表したデータによると、子どもの相対的貧困率は11.5%に達し、約9人に1人が標準的な生活水準以下の環境で暮らしている現状があります。このような子どもたちは、教育においても不利な条件を強いられ、将来への選択肢が狭まってしまう傾向にあります。

2008年のリーマンショック後には、無料塾や学習支援活動が姿を変えながら各地で広がり、2015年には国の制度として支援が位置づけられました。それでもなお、制度の対象外となる家庭も多く、地域に根ざした支援が依然として必要とされています。

シンポジウムの内容


本大会では、名古屋市立大学大学院人間文化研究科の松村智史准教授と、一般社団法人愛知子ども応援プロジェクトの藤野直子代表理事を基調講演者として迎えます。彼らは、教育格差の解消に向けた具体的な取り組みや、今後の展望について発表します。また、参加者同士のグループディスカッションも行われ、課題の共有や新しい協力のスタイルを模索する機会となります。

参加対象や申込方法


シンポジウムは、学習支援や無料塾に関わる個人・団体、教育関係者、NPO関係者など、興味のある方ならどなたでも参加が可能です。定員は150名で、参加は無料ですが、先着順となるため、早めの申し込みが推奨されています。申し込みはWebフォームから行えます。

交流の場を目指して


このシンポジウムは、現場の声を集め、課題を共有し、みんなで考える貴重な交流の場として、多くの支援者を引き寄せることを目的としています。教育の機会を犠牲にすることなく、充実した学びの場を全ての子どもに提供するために、地域社会全体で連携しながら支援の輪を広げていきましょう。

教育格差は、個々の子どもたちの未来に大きな影響を及ぼします。本シンポジウムを通じて、少しでも多くの子どもたちに明るい未来の実現に寄与できるよう、共に考え、行動していきましょう。

開催概要


  • - 日時: 2025年11月1日(土)13:00〜16:50(受付12:45)
  • - 場所: 名古屋サンスカイルーム(愛知県名古屋市中区錦1-18-22 名古屋ATビル2階)
  • - 主催: NPO法人東海つばめ学習会
  • - 協賛: NPO法人愛知子どもの笑顔フォーラム
  • - 後援: 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会

参加申込や詳細に関しては、NPO法人東海つばめ学習会のウェブサイトをご確認ください。


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