松阪市の中学生、松阪競輪場見学で地域理解を深める
2026年7月10日、松阪市内の中学2年生27名が松阪競輪場を訪問し、地域の活性化や競輪について学ぶ施設見学を行いました。この取り組みは、松阪市が進める「嬉野学」の校外学習の一環として実施され、地域に深い理解を得ることが目的です。
「嬉野学」とは、松阪市の未来像や地域創生、災害時の医療及び安全確保など、さまざまなテーマを踏まえた総合探究学習であり、この日はその実践として、実際の競輪場を視察しました。
競輪選手とのふれあい
当日は、日本競輪選手会三重支部から西浦仙哉選手(73期)と神田龍選手(105期)が参加し、選手たちが競輪場でどのように活動しているかを生徒たちに伝えました。まず、生徒たちは「バンクウォーク」を行い、実際に競輪選手が走るバンクの傾斜を体験しました。選手たちの迫力ある走行を間近で見ることで、競輪の魅力を直に感じる貴重な機会となりました。
学びの二つの班
生徒たちはその後、「選手班」と「運営班」の2つのグループに分かれて見学を続けました。
- - 選手班では、松阪サイクルトレーニングセンターで競輪選手のトレーニング方法を学びました。選手たちが日ごろ使用しているトレーニング器具を見学し、筋力や体幹を鍛えるための方法について詳しい説明を受けました。生徒たちは実際にトレーニングに挑戦し、競輪選手の努力を身近に感じることができました。
- - 運営班では、競輪開催を支える裏方の仕事について学びました。テレビ室での制作業務を見学し、放送機材や撮影、音声収録の様子を観察しました。生徒たちは実際の機材にも触れ、競輪場の機能的な運営の裏側を体験しました。
質疑応答での親密な交流
見学の後には、選手や運営スタッフとの質疑応答も行われ、生徒たちは「競輪選手としてつらかったこと」や「運営側の仕事に就いた理由」に対して素直な質問を投げかけました。特に、運営側の仕事に興味を持つ生徒が多く、「地域に貢献できる仕事を選ぶ大切さ」を改めて認識する機会となりました。運営を担当する隈本氏は、自身の大学時代の経験を通して「スポーツが持つ熱量や地域のつながりが、魅力的な仕事につながる」と答えました。
地元との絆を深める学びの場
今回の見学を通じて、中学生たちは松阪競輪場が単なるスポーツの場でなく、地域の活性化にも寄与している重要な施設であることを理解しました。施設見学の体験は、今後の彼らの進路にも影響を与えるかもしれません。株式会社JPFは今後もこのような取り組みを通じて、地域の子どもたちにスポーツの重要性や仕事の魅力を伝えていく考えです。地域に開かれた競輪場として、多くの子どもたちに学びの場を提供し、未来を担う人材の育成に貢献していくことを目指します。