ユニ・チャームの環境講座
2025-10-27 10:50:33

ユニ・チャーム、横浜市で環境講座を実施 リサイクルへの挑戦と持続可能な未来

ユニ・チャーム、横浜市で環境講座を実施



ユニ・チャーム株式会社は、BABY JOB株式会社と共に展開する『手ぶら登園Ⓡ』を利用している横浜市内の認定こども園や公立保育園で、環境について学ぶ講座を開きました。この取り組みでは、子どもたちが使用済み紙おむつのリサイクルについて深く理解し、環境を大切にする心を養います。

環境講座の概要


横浜市で開催された環境講座は「おむつせんせいの かんきょうこうざ」と題され、ユニ・チャームの専門家が講師を務めました。実施されたのは、認定こども園の原幼稚園で約70名、竹之丸保育園で約30名の年長クラスの園児たちです。

この講座では、まず使用される紙おむつがどのような素材で作られているのかを学びました。さらに、実際に高分子吸水材(SAP)がどのくらいの水を吸収するかを実験することで、子どもたちは手を使って学ぶ楽しさを体験しました。

リサイクルの重要性


講座の中では、ユニ・チャームが推進する「RefF(リーフ)」プロジェクトについても触れました。このプロジェクトは、使用済み紙おむつをリサイクルし、高品質な再生パルプをつくり出す技術を活用しています。子どもたちは、リサイクルができることの大切さを理解し、どのように資源を無駄にせず活用できるかを考えるきっかけとなりました。

体験学習で実践


講座の最後には、再生パルプを使った紙ねんど「リサイクレイ」で遊ぶ時間も設けられました。これにより、子どもたちはただ学ぶだけでなく、実際の手作業でリサイクルの結果を体感し、ものを大切にする心を育むことができました。

横浜市の取り組みと環境教育の展望


横浜市では、『手ぶら登園Ⓡ』の導入に伴い、2024年度から保護者の負担を軽減するための取り組みを進めています。使用済み紙おむつを効率的にリサイクルし、環境に優しい社会作りに貢献するための施策が実施されています。この機会を通じて、子どもたちが日常生活の中で環境保護を考えることができるようサポートしていく方針です。

更に、講座を通じて学んだことを家庭に持ち帰り、親子で環境問題について話す機会が増えることを願っています。子どもたちが家庭でも環境への興味を持ち、アクションを起こすことで、持続可能な未来へとつながるでしょう。

SDGsへの貢献


この取り組みは、国連が採択した「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成にも寄与しています。特に、「すべての人に健康と福祉を提供する」ことや、「つくる責任、つかう責任」を意識した行動が求められています。ユニ・チャームはこれらの目標達成に向けた事業活動を実施し、より良い社会を実現すべく邁進しています。

今後も、全国の保育園や認定こども園へ環境教育を広めていくことで、次世代の子どもたちの環境意識を育てていきたいと考えています。教室での学びが、より良い未来への一歩となることを期待しています。


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