子どもの権利学習
2025-10-22 10:34:50

子どもたちの権利を学ぶ参加型ワークショップのご紹介

子どもたちの権利を学ぶ参加型ワークショップのご紹介



いま、子どもたちの権利意識を高めることがますます重要なテーマとなっています。2022年には「子ども基本法」が制定され、子どもたちが自身の権利を学べる機会が増えています。この流れの中で、アムネスティ・インターナショナル日本が展開する「みんなの人権」ワークショップは大変意義深いものです。特に、世界人権宣言を基にしたこのプログラムは、子どもたちにとっての人権教育の基礎となることでしょう。

世界人権宣言を基にしたワークショップ



アムネスティ・インターナショナル日本は、1990年代から世界人権宣言の全30条を、著名な詩人である谷川俊太郎さんとともにわかりやすく翻訳し、広める活動を行ってきました。知識を深めるだけでなく、子どもたちが実際に参加して学ぶことができるプログラムを新たに展開しました。この参加型の学習プログラムは、小学生から中学生を対象としており、楽しく人権に関する知識を身につけることができます。

具体的な学びの内容



このプログラムでは、谷川さんのわかりやすい言葉遣いやカラフルなイラストを使い、難しいとされる世界人権宣言の内容を子どもたちが理解しやすく工夫されています。たとえば、権利の重要性やその背景にある歴史的な出来事を簡潔に解説し、子どもたちが自分の生活にどう関わるのかを感じられるような内容となっています。

また、ワークショップだけでなく、展示用の画像素材も無料で提供されています。これにより、人権週間や世界人権デーに合わせて学校や自治体での展示が簡単にできるメリットがあります。素材はすべて印刷できるPDF形式で、視覚的にリーチできるため、楽しみながら学ぶことができるのです。

提供素材の内容



提供される素材には、
  • - 「世界人権宣言から学ぶ『みんなの人権』のファシリテーションマニュアル」
  • - イラストと条文の組み合わせ画像(全30枚)
  • - 各条文のイラスト(全30枚)
  • - 谷川俊太郎さんによる日本語の条文(全30条)
が含まれています。すべての材料は、学校や自治体、公益法人に無料で利用できるよう準備されています。

参加申し込みと情報収集



興味がある方は、以下のリンクからお申し込みいただけます。12月4日から10日までの人権週間や、12月10日の世界人権デーにぜひご活用ください。子どもたちが権利についての理解を深めるための素晴らしいチャンスです。

「イラストから考える世界人権宣言」お問い合わせはこちら


アムネスティ・インターナショナルは、世界中の人々が人権を尊重し、守るために活動しています。子どもたちにこのようなプログラムを通じて、より良い未来の構築に貢献する力を身につけてもらいたいものです。彼らの学びが、やがて多くの人々の意識を高めるきっかけになることを願っています。


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